頻発するわけではありませんが、
時としてAmazonのシステムに障害が発生する場合があります。
Amazonに障害が発生すると、商品を購入できない、
出品アカウントの注文管理画面にアクセスできない、
ツールが利用できないなど、様々な影響がでてきます。
また、せどりツールがAWS(AmazonWebService) のデータを利用している場合には、
ツールが動作しなくなるなどの不具合が発生する可能性があります。
この記事では、Amazonのシステム障害・障害情報を、
リアルタイムでチェックする方法について詳しく紹介します。
Amazonの障害情報をリアルタイムでチェックするには?
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
せどりツールなどに異常が発生し、上手く動作しなくなってしまった場合には、
Amazon AWS(AmazonWebService)の障害を疑ってみましょう。
Amazon AWS(AmazonWebService)の障害は以下の2つの方法で確認することができます。
- AWS Health Dashboard(リージョン・利用中のサービス規模の障害情報)
- AWS Personal Health Dashboard(アカウント規模の障害情報)
それぞれの方法について説明します。
Amazon AWSの障害情報をリージョン規模で確認する
Amazon AWS(AmazonWebService)の異常を確認するには、
まず最初に「AWS Health Dashboard」を確認してみましょう。
AWS Health Dashboardは、
利用中のリージョン規模でAmazonの障害情報を確認できる機能です。
AWS Health Dashboardは初期画面では英語で表示されていますので、
日本語表示に変更した方が見やすいと思います。
画面左下にある「English(US)をクリックすると表示されるメニューから、
日本語表示に変更することができます。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
表示する地域で「アジアパシフィック」を選択します。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
検索窓に利用中のサービス又はリージョンを入力し、
表示する項目を絞り込むことができます。
下の画像ではリージョンで「Tokyo」を選択したので、
東京の障害情報が表示されています。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
リージョンと利用中のサービス、日にちを指定して表示内容を絞り込むことも可能です。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
Amazon AWSの障害情報をアカウント別に確認するには?
Amazon AWSのアカウント規模での障害情報は、
「AWS Personal Health Dashboard」で確認することができます。
※AWS Personal Health Dashboardはサーバー管理者のみが閲覧可能となっています。
AWS Health Dashboardのページ右上にある、「アカウントの状態を開く」をクリックします。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
Amazon AWSへのログイン画面が表示されますのでログインします。
引用元:https://signin.aws.amazon.com/signin?
Amazon AWSにログイン後、
ページ左側にある「」をクリックするとメニューが表示されます。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
「 未解決の問題」など、AWSアカウント別の障害情報を確認することができます。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
Amazon AWSの過去の障害情報を確認するには?
Amazon AWSの過去の障害情報は、AWS Health Dashboardの最下部左にある、
「イベント後の概要の表示(AWS Post-Event Summeries)」のページで確認することができます。
引用元:https://health.aws.amazon.com/health/status
AWS Post-Event Summeriesのページには、
過去に発生した大規模なAWSの障害情報が掲載されています。
引用元:https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/technology/pes/
Amazon AWSの障害情報をTwitterで確認する
引用元:https://twitter.com/awsstatusjp?s=20
Amazonの非公式アカウントですが、
Twitter(ツィッター)にはAmazon AWSの障害情報をツイートしてくれるアカウントが存在します。
そのようなアカウントをフォローしておくことで、
いち早くAmazonの障害情報を知ることができます。
Amazon AWSの障害情報を外部サイトで確認する
引用元:https://downdetector.jp/
Downdetectorは障害情報を教えてくれるサイトです。
Amazon以外にも、Yahooや楽天など、検索したサイトの障害情報を表示してくれます。
引用元:https://downdetector.jp/search/?q=amazon
まとめ
Amazon AWSに障害が発生すると、利用中のツールが動かなくなったり、
管理画面にログインできなくなったりと様々な不具合が発生する可能性があります。
こんな時、Amazon AWSの障害情報をチェックすることで、
その後の冷静な対処がし易くなると思います。
万が一の障害発生にも慌てないよう、
日頃からAmazon AWSの障害情報をチェックする習慣を身に付けておいてはいかがでしょうか。
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