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Amazonで売れた商品が保留中になるのは嫌がらせ?対策を徹底解説

Amazonで商品を販売していると、出品中の商品が売れたにも関わらず、

ステータスが「保留中」となってしまい、商品は発送されずに、

いつまで経っても売上が計上されない。

このような経験を持っている人も少なくないと思います。

 

Amazonの注文が保留中の間は、FBA発送、自己発送を問わず、

商品を発送することができないだけでなく、

出品者側からは保留中になっている商品の注文をキャンセルすることもできません

 

このケースでは、売上が計上されないだけでなく、

その商品を他の人が購入することもできないので、

場合によっては、大きな機会損失になってしまう可能性もあります。

 

この記事では、Amazonで注文が保留中となってしまう理由、

保留が解除になるまでの期間、対策について詳しく紹介します。

 

目次

Amazonで注文が保留になる理由は?

引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/homepage.html?ref_

 

Amazonの注文で、購入者の支払が完了していない状態だと、注文が保留中となってしまいます。

Amazonで注文が保留中となる主な理由には以下が考えられます。

 

  • 購入者のクレジットカードが認証されていない
  • コンビニ決済の支払が完了していない
  • 携帯決済(スマホ決済)の支払が認証されていない
  • FBA配送の商品で、注文が複数のため、全ての商品の発送準備が整うのを待っている
  • FBA配送の商品で、注文が複数、かつ一部の商品が在庫切れの場合
  • FBA配送の商品で、購入者が配送日を指定した場合
  • 予約商品の場合
  • FBA倉庫が混み合っていて発送に時間が掛かっている

 

基本的に、Amazonの注文が保留中になった場合には、

サポートに問い合わせることで、その理由を確認することができます。

 

Amazonへの問い合わせ方法に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

注文が保留になる理由について1つずつ解説していきます。

 

Amazon保留中の原因・購入者のクレジットカードが認証されていない

Amazonの注文で、購入者が支払い方法でクレジットカード(デビットカード)を選択した場合、

以下の理由で支払が認証されない可能性があります。

 

  • クレジットカード(デビットカード)の有効期限が切れている
  • クレジットカードの利用枠が不足している
  • デビットカードの残高が不足している

 

Amazon保留中の原因・コンビニ決済の支払が完了していない

Amazonの注文で、購入者が支払い方法でコンビニ決済を選択した場合には、

コンビニでの支払が完了するまでは注文が保留中となってしまいます。

 

購入者によっては、支払のためにコンビニに行くのが面倒だったり、

他の買い物のついでに支払に行くなど、購入後すぐに支払がされない可能性も考えられます。

 

Amazonのコンビニ決済には6日間の注文保留期間があります。

6日間支払がされない場合、注文は自動的にキャンセルになります。

 

Amazon保留中の原因・携帯決済が認証されない

携帯決済(スマホ決済)は、毎月の携帯料金の支払と合わせて商品購入代金を支払うサービスです。

 

Amazonの注文で、購入者が支払い方法に携帯決済(スマホ決済)を選択した場合、

携帯決済の利用限度額を超えているため、

決済が認証されず注文が保留中になる可能性があります。

 

Amazon保留中の原因・FBA配送の商品を複数注文した場合

Amazonの注文で、FBA配送の商品を複数同時に注文した場合、

全ての商品の発送準備が整うまでは注文が保留中となってしまいます。

 

Amazon保留中の原因・FBA配送の商品を複数注文、一部在庫切れの場合

Amazonの注文で、購入者がFBA配送の商品を複数の出品者から同時に注文した場合で、

一部の商品が在庫切れ、又は予約注文の商品が含まれている場合、

全ての商品の発送準備が整うまでは注文が保留中となってしまいます。

 

Amazon保留中の原因・FBA配送の商品で配送日時を指定した場合

Amazonの注文で、購入者がFBA配送の商品で配送日時を指定した場合には、

商品が発送されるまでは注文が保留中となってしまいます。

 

Amazon保留中の原因・予約注文の商品を購入した場合

Amazonの注文で、予約注文の商品を購入した場合には、

商品の発売日(出品者の発送予定日)までは注文が保留中となってしまいます。

 

Amazon保留中の原因・FBA倉庫が混み合っている場合

ブラックフライデーなど、Amazonのセール直後など、

FBA倉庫の配送が混み合っている場合、

まれに通常より発送に時間が掛かる場合があります。

 

この場合にも、商品が発送されるまでは注文が保留中となってしまいます。

 

Amazonの保留中はキャンセルできる?

引用元:https://tabi-biyori.jp/8

 

Amazonの注文が保留中となってしまった場合に、

出品者の操作によるキャンセルの可否を、

FBA配送、自己配送の場合に分けて説明します。

 

FBA配送の注文が保留中となった場合

AmazonにFBA配送で出品している商品が保留中となってしまった場合には、

保留期間に関わらず、出品者側の操作で注文をキャンセルすることはできません

 

出品者ができることは、注文が保留になっている理由について、

Amazonのサポートに問い合わせることだけです。

 

保留期間が1週間以上続く場合には、

できるだけ早めにAmazonのサポートに問い合わせてみることをおすすめします。

 

自己配送の商品が保留中となった場合

 Amazonに自己配送で出品している場合には、

出品者の操作で注文をキャンセルすることが可能です。

 

注意点としては、保留期間が長いからといって安易なキャンセルを繰り返すと、

出品者の評価やアカウントヘルスに影響する可能性があります。

 

また、ステータスが保留中になっている商品を発送するのも絶対に止めましょう

 

Amazonの保留中はいつ解除になる?

引用元:https://icon-icons.com/ja/download/89306/PNG/512/

 

購入者の支払い方法がコンビニ決済、クレジットカード決済を選択している場合には、

Amazonが規約で設定している日数を経過すると自動的に注文がキャンセルされます。

 

コンビニ決済の注文が保留中の場合

購入者がコンビニ決済を選択している場合、

Amazonから「お支払い番号」が送信されてから6日間支払がされない場合、

注文は自動的にキャンセルされます。

 

クレジットカード決済の注文が保留中の場合

購入者がクレジットカード決済を選択していて、

クレジットカードの認証がされない場合でも、注文は7日間保留となります。

 

それ以降、注文は自動的にキャンセルされます。

 

Amazonの保留中は嫌がらせ?

引用元:https://motivation-up.com/know/harassment.html

 

ここまで紹介してきたAmazonの保留中の原因は、購入者の支払に不備があった場合でした。

しかし、中には悪意のある他の出品者などからの「嫌がらせ」が原因で、

保留中となる場合も少なくないようです。

 

Amazonでの注文保留を利用した嫌がらせは、

主にコンビニ決済、代引き決済を利用して行われ、

それぞれ、「保留テロ」、「代引きテロ」とも呼ばれています。

 

    Amazonに出品されている商品をコンビニ決済で注文した場合、

    支払が完了するまで最大6日間は注文が保留中となってしまいます。

     

    保留テロを行う目的として、

    自身が出品中の商品がAmazonのカートボックスを取得している場合に、

    他の出品者がカートボックスの商品をコンビニ決済で注文することで、

    保留テロを行った出品者がカートボックスを取得できる可能性があります。

     

    また、注文の保留期間中に価格の下落などのリスクが発生する可能性も考えられます。

     

    その他の嫌がらせ

     Amazonには、コンビニ決済を利用した嫌がらせの他に、

    代引きを利用した「代引きテロ」も存在します。

     

    この場合、架空の住所や存在しない住所に商品を発送させることで、

    商品が受け取り拒否や配達不可で返送となってしまいます。

     

    この場合、出品者はAmazonから代引き手数料を請求されるため、

    金銭的な損失だけでなく、機会損失も発生するため、保留テロより悪質だと言えるでしょう。

     

    Amazonの保留中・対策はある?

    引用元:https://ddnavi.com/serial/657163/a/

     

    Amazonの注文で保留中になるのを避けるための対策には以下があります。

     

    • コンビニ支払、代引き支払を無効にする
    • 自己発送で出品する
    • 最大注文個数を設定する

     

    出品中の商品のコンビニ支払・代引き決済を無効にする

    Amazonでコンビニ支払・代引き支払いを無効にする方法を説明します。

    まずセラーセントラルにログインします。

     

    セラーセントラルのトップページ右上にある「設定」から、

    「アカウント情報」をクリックします。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/homepage.html/ref=xx_home_logo_xx

     

    「支払情報」の中にある、「支払方法の設定(コンビニ払い・代金引換)をクリックします。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/sc/account-information

     

    代金引換、コンビニ決済、それぞれの支払方法の右側にあるボタンをクリックして、

    支払方法を無効にします。

     

    下の画像の例では代金引換が無効になっています。

    設定を変更後は、「送信」ボタンをクリックするのを忘れないようにしましょう。

    引用元:https://sellercentral-japan.amazon.com/forums/t/topic/91789

     

    一般的に、この方法でコンビニ決済と代金引換を無効にできると言われています。

     

    注意点としては、ここまで説明した方法では、

    自己発送で出品中の商品にのみ支払方法の変更が適用される場合があるようです。

     

    コンビニ決済・代引き決済がオフにできない場合

    可能であれば、他のアカウントでログインし、支払方法を変更した商品をカートに入れて、

    選択可能な支払方法を確認するようにした方が無難です。

     

    ここまでの設定で、コンビニ決済と代引き決済がオフにならない場合には、

    上記で説明した方法で、一旦コンビニ決済と代引き決済をオンにした後、

    商品の詳細ページを開き、

    各商品毎に、コンビニ決済と代引き決済のチェックボックスをオフにするようにしましょう。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/inventory/view/

     

    上記の場合も、他のアカウントでログインし、支払方法を変更した商品をカートに入れて、

    変更後の設定が反映されているか確認するようにしましょう。

     

    自己発送で出品する

    自己発送で出品した場合には、

    出品する際に、最初からコンビニ払いと代引きを選択しないことで、

    Amazonでの保留テロ、代引きテロを防ぐことができます。

     

    注意点として、FBA出品の場合と比較して、売上が下がる可能性は否定できないため、

    その点は理解しておく必要があります。

     

    最大注文個数を設定する

    Amazonでは一人の購入者による買い占めを防ぐため、

    1回の注文当たりの「最大注文個数」を設定することができます。

     

    この方法は、1点物の商品を出品している場合には意味がありませんが、

    同一商品の在庫が複数ある場合には効果的だと思います。

     

    セラーセントラルの「在庫」メニューから、

    「全在庫の管理」又は「FBA在庫管理」をクリックします。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/homepage.html/ref=xx_home_logo_xx

     

    在庫一覧が表示されますので、

    最大注文個数を設定したい商品の右側にある「詳細の編集」をクリックします。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/abis/listing/edit?

     

    出品情報が表示されます。

    「最大注文個数」に任意の数値を入力します。

     

    設定した数値が1回で注文可能な最大個数になります。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/abis/listing/edit?marketplaceID=

     

    例として、最大注文個数を1に設定した場合には、1回の注文で1個だけしか注文できません。

    しかし、複数回注文を繰り返すことで、同じ商品を複数個購入することが可能です。

    この点には注意が必要です。

     

    最大注文個数の入力後は、

    「保存して終了」をクリックして設定を保存することを忘れないようにしましょう。

    引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/abis/listing/edit?marketplaceID=

     

    まとめ

    Amazonで購入者の支払が完了しない場合、売れた商品が保留中になってしまいます。

    支払が完了しない原因には、

    クレジットカードの認証エラーやコンビニ払いの支払が行われないなどが考えられます。

     

    また、FBA配送の商品を同時に複数注文した場合で、在庫切れの商品があった場合、

    注文した商品の中に予約注文の商品が存在している場合には、

    注文が保留になる場合もあります。

     

    通常、コンビニ払い、クレジットカード払いの場合、

    注文が保留中になる期間は最大7日間となっています。

     

    これ以上の期間が過ぎても注文がキャンセルにならなかったり、

    保留中の状態が継続する場合には、早めにAmazonのサポートに問い合わせてみましょう。

     

    特に、コンビニ払いの注文が原因で注文の保留中が頻繁に起きる場合には、

    他の出品者からの嫌がらせ、「保留テロ」の可能性も考えられます。

     

    支払方法の設定で、コンビニ払い、代引き決済をオフにする、

    最大注文個数を設定するなど、事前の対策が非常に重要となります。

     

    実際に注文が保留になった場合に困らないように、

    日頃から出品商品の決済方法の設定を見直すなど、

    保留テロへの対策を心がけるようにしましょう。

     

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