「待遇の悪い会社で働くくらいならせどりで独立しよう」
こう書くと眉をひそめる方は多いです。
たしかにせどりは個人事業。
不安定な職種です。
会社員に比べると給料が保証されているわけでもないですし、出世もしません。
今の会社を辞めてまで独立しようと考える人は多くないでしょう。
しかし、会社を辞めて独立すべき人もいます。
ブラック企業と呼ばれる会社で働く人です。
低賃金で過酷な環境、先の見えないような会社で働くくらいなら多少不安定になってもせどらーとして独立したほうが間違いなく人生は豊かになるでしょう。
ブラック企業で働くくらいなら絶対にせどりをお勧めします。
今回はそんなブラック企業で働く方にせどりをおすすめする記事です。
この記事を読んで現在勤めている会社がブラックだと思ったら独立に向けて意識を変えてみましょう。
ブラック企業とは
一言にブラック企業と言っても定義は曖昧です。
働く側が多少でもきついと思えばその人にとってはブラック企業です。
しかし多かれ少なかれ会社員には過酷な労働が存在します。
単純に長時間労働というだけではブラック企業とは言えないかもしれません。
パワハラがあるからブラック企業とは言えません。
どんな会社でも少なからずプレッシャーをかけるのは当然だからです。
もちろん度を超せばパワハラですが、過敏にとらえると上司は部下に成果を求めることができなくなり、世の中のすべての会社がブラック企業になってしまいます。
なのでここではブラック企業の定義をわかりやすく「賃金」で判断してみましょう。
もし長時間労働に対して適正な賃金が支払われていないなら理由はどうあれ、ブラック企業と言っていいと思います。
今働いている会社の総支給額を1カ月の労働時間で割ってみてください。
普通の会社に勤めている方は時給換算で1000~3000円ほどになるでしょう。
しかしサービス残業などが多い企業は総支給を労働時間で割ると時給が700円を下回る方がいます。
僕の知り合いは17時にタイムカードを勝手に押されて22時までサービス残業を強いられていた方がいました。
また、タイムカードそのものがない会社に勤めている方もいました。
彼らの給料を時給換算したら600円行かなかった月があるくらいです。
その会社のベース給与のアップは年500円。
つまり1年間その企業で働いても年収は6000円しか増えない計算になります。
流石にこれは誰がどう見てもブラックですよね。
技術職の見習いとかじゃないですよ?
通常の会社員で時給が600円切るのは誰がどう見てもブラック。
どこの地域に行っても最低時給以下です。
これらはあくまで一例ですが、「他にできる仕事がない」と思考放棄してこうした企業に勤め続けている方は少なくありません。
特に飲食業などのサービス業の方に多いです。
ブラック企業で働き続けて本当に大丈夫ですか?
こうしたコンプライアンスを守る意識の低いブラック企業は、総じて社内全体の意識も低い傾向にあり、パワハラやセクハラが行われやすいのです。
・長時間労働
・低賃金
・パワハラ、セクハラ
・サービス残業
こんな企業で働いていて本当に大丈夫でしょうか。
サービス残業やみなし残業で夜遅くまで働いても給料は増えない、上がらない。
給与アップも望めない。
同じく劣悪な環境で働く上司からのパワハラも厳しい。
毎月ボロボロになるまで働いてるのに、人並み以下の生活しか送れない…
心身共に疲弊して豊かな生活からは程遠い人生になっている…。
これじゃあ何のために働いているのかわからなくなりませんか?
ちょっとでもこんな企業に勤めている心当たりのある方は、せどりのスキルを学んで今すぐ独立に向けて動き出してみませんか?
公務員や大企業の社員からせどらーになることはお勧めしません。
ですがブラック企業からせどらーに転職するのは選択肢としてありです。
ブラック企業からせどらーとして独立するメリット
せどらーとして独立することによって手に入るものは以下の3つです。
「時間的自由」
「精神的自由」
「将来性」
まず、時間に拘束されることがなくなります。
せどりは自分の好きな時間に好きなように働くことができます。
稼ぎたいなら頑張って長時間働けばいいですし、そうでないなら調整して労働時間を減らせばいいのです。
ブラック企業と違って働けば働くほど収入は上がります。
一方で体調の悪いときや用事のある時は調整して休んでしまえばいいのです。
少なくとも1日12時間以上も働く必要はありません。
稼ぎたい人だけやればいいのです。
働き方や働く時間を誰からも強制されません。
また、せどりは個人事業ですので、上司はいません。
理不尽なパワハラも、業務成績に対するプレッシャーも受けません。
他人に干渉されないという精神的な自由が手に入ります。
給料に関しては最初のうちは時給換算で1000円前後ですが、規模を大きくしていき、ノウハウと仕組みを構築することで時給5000円以上稼ぐことも可能です。
少なくとも独立したてでも最初にきちんとしたノウハウを勉強していれば、ブラック企業でサービス残業するよりははるかに稼ぐことができるでしょう。
あくまで「ブラック企業で働くくらいなら」という前提条件ですがせどらーとして独立するのも決して悪い事じゃありません。
ブラック企業からせどらーとして独立するデメリット
では、逆にブラック企業を辞めてしまうことのデメリットは何があるでしょうか。
・安定した給料が入ってこない
・ローンが組みにくくなる
・社会保険でなくなる
このあたりが思い浮かぶでしょう。
しかしこれに関して僕はデメリットだとは思いません。
よく考えてください。
安定した給料が入ってこないというのは普通の企業に勤めている方が考えるべきことです。
時給600円を下回るような企業の給料が安定的ですか?
アルバイトしたほうがよっぽど安定しているし、確実に時給900円以上入りますよ?
確かにアルバイトやせどらーでは昇進しません。
しかしブラック企業で昇進しても待っているのはほんのわずかな賃金アップに対して莫大に増える仕事と責任です。
それでも昇進したいですか?
また、ローンが通りにくくなるといってもブラック企業程度で得られる賃金でローン組んでまで何を買うのでしょうか。
家?
車?
時給数百円の企業で何年も払い続けられますか?
金銭的にも厳しいですし、その間に体を壊したり精神的に追い詰められて仕事を辞めたらどうします?
はっきりいってブラック企業に勤めている人間がローンなんか組んだらますます会社を辞められなくなって自分を追いつめるだけです。
そう考えるとローンが組めなくなることは別にデメリットでもなんでもないです。
個人事業主だってちょっとしたものならローン組めますしね。
最後の社会保険だけは確かにデメリットでしょう。
将来的にもらえる年金にも関係してきますからね。
ただ、薄給の仕事をして将来もらえる年金が多少アップしても仕方がないと思いませんか?
そこまで過酷なブラック企業で働けますか?
絶対その前に体か心を壊して退職して生活が困窮するような気がします。
だったら国民年金になったとしても、若いうちにがっつり稼いで老後のお金をためておく方が賢い選択です。
一応、デメリットを心配する方がいるので書いてみました。
ですが、ブラック企業で働いている人に関してはこれらのデメリットはまったくデメリットになりません。
せどりに必要なのはほんのわずかな知識と資金だけ!
以上のことから、ブラック企業で働き続けるメリットなんて一切ないと断言できます。
過酷な環境で長期間働くくらいなら今すぐせどりで独立するために準備を始めましょう。
せどりをするのに必要なものは多くありません。
・正しいノウハウ
・パソコン、スマホ
・資金
正しいノウハウは正しい情報を発信している人からきちんと学んでください。
ノウハウ自体はそこまで時間はかかりません。
商品知識だけは膨大な量が必要ですが、最初は自分の得意なジャンルでやればいいのです。
誰でも好きなものはありますよね。
その好きな事でせどりを始めたらいいのです。
不得意なジャンルはモノレートに頼っちゃいましょう。
パソコンやスマホに関しては本当に何でもいいです。
もちろん新しい機種を用意出来れば効率もいいですし、作業もストレスなくすることができますが、まずはどんなものでも動くパソコンとスマホがあれば十分です。
せどりが軌道に乗ってから経費で買ってもいいでしょう。
最後に資金。
これが一番悩むところかもしれませんが、何とか50~100万円用意しましょう。
これだけあれば月10万円程度は稼ぐことができます。
もちろん労働時間はブラック企業の半分以下です。
この位の資金で働ける時間はそこまで多くありません。
空いた時間でアルバイトしてもいいでしょう。
もし資金が用意できないという方はクレジットカードを利用してください。
せどりはリサーチさえ間違わなければ絶対に赤字にはなりません。
クレジットで仕入れて売って支払う。
これで問題ありません。
せどりを始めるためのハードルは非常に低いです。
二の足を踏んでいないでまずは行動を起こすことから始めましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
低賃金、長時間労働のブラック企業で勤めていても給料は増えませんし、心と体は疲弊していくばかりです。
将来性もなく、人間らしい生活もままなりません。
一方せどりは時間的自由も精神的自由も手に入り、将来的に一流企業の会社員並みに稼げる可能性もあります。
必要なものも少なく、正しい知識があればリスクも少ないため起業するためのハードルも非常に低い事業です。
ブラック企業で働いていても得るものは何一つありません。
時間も体力も失うばかりです。
劣悪な企業で働いて追いつめられてしまう前に、せどりで独立してみませんか?
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