「ヤフオク」は、日本でインターネットを利用している人なら知らない人はいない、
と言って良いほど知名度の高いオークション・フリマサイトです。
ヤフオクは他のフリマサイトより歴史が長いだけではなく、
スマホ以外に、PCからも入札、落札ができるので多くの利用者がいます。
また、フリマサイトと違い、「オークション形式」での出品が可能な点も、
ヤフオクの利用者が多い理由の1つだと思います。
知名度、利用者が多いヤフオクですが、他のフリマサイトと比較すると、
ヤフオクの手数料は高いと思われがちです。
この記事では、ヤフオクの出品手数料と手数料の計算方法、
手数料が無料になる方法と出品手数料のキャンペーンについて詳しく紹介します。
ヤフオクの手数料はいくら?
引用元:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%99
「ヤフオク」の手数料を「出品」した場合、「入札又は落札」した場合に分けて説明します。
ヤフオクで出品した場合の手数料
ヤフオクで出品した場合の手数料は以下の通りです。
- 月額利用料金:無料
- 出品システム手数料:無料
- 落札システム手数料:落札価格の10%(プレミアム会員以外)
- 落札システム手数料:落札価格の8.8%(プレミアム会員の場合)
- 出品取消システム手数料:550円(入札があったオークションを取り消した場合に適用)
- 注目のオークション:1出品当たり日額22円以上(オプション)
ヤフオクの「落札システム手数料」は、
「オークション形式」又は「フリマ形式」で出品した場合でも同じです。
「注目のオークション」は自身が設定した1日22円以上の金額で、
検索の表示順位をアップしてアクセスを集めやすくなる機能です。
※「注目のオークション」機能の利用は任意のため、利用しなければ手数料は掛かりません。
ヤフオクで入札又は落札した場合の手数料
ヤフオクで入札又は落札した場合の手数料は以下の通りです。
- 月額利用料金:無料
ヤフオクでオークション形式で出品されている商品に入札したり、
落札した場合の手数料は無料となっています。
しかし、メルカリなど他のフリマアプリと違い、
ヤフオクでは落札価格と別に送料が必要となる商品もあるため、
入札又は落札前に送料についての確認が必要です。
ヤフオクの手数料の計算は?
引用元:https://www.askul.co.jp/p/X331537/
ヤフオクで出品した商品が落札された場合、
落札手数料は「落札価格」に対して計算されます。
そのため、出品価格に送料を含めない「送料別」で出品した場合には、
送料に対しては落札手数料が計算されません。
ヤフオクでは「送料別」で出品されている商品は珍しくありませんので、
「落札手数料」を抑えるために、送料は別にして出品するのも1つの方法です。
特定カテゴリの手数料は別計算になる
ヤフオクの「自動車・オートバイ」など、
「特定カテゴリ」の手数料は通常と違い、別計算となります。
ヤフオクの「特定カテゴリ」で出品・落札された場合の手数料は以下の通りです。
引用元:https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000005313
ヤフオクの手数料は取りすぎ?
引用元:https://www.irasutoya.com/2015/05/blog-post_51.html
ヤフオク以外の主なフリマサイトの手数料は以下の通りです。
- メルカリ:商品代金の10%
- ラクマ:商品代金の6%
月額508円で利用できる、ヤフオクの「プレミアム会員」に登録しない場合は、
ヤフオクの手数料は10%なのでメルカリと同じなのが分かります。
これを見ても、ヤフオクの手数料が高く、取りすぎとは言えないと思います。
ヤフオクの出品手数料はキャンペーンで無料になる?
引用元:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=0%E5%86%86
ヤフオクでは定期的に手数料が割引になる様々なキャンペーンを行っています。
これによりヤフオクの手数料が完全に無料になることはありませんが、
ヤフオクのキャンペーンを上手く活用すれば、落札手数料をかなり低く抑えることが可能です。
また、キャンペーンだけでなく、
落札後の支払に利用できる「クーポン」も定期的に配布しています。
ヤフオクで1点物などの仕入れをしている場合には、
クーポンを利用することで、安く仕入れることが可能です。
ヤフオクが実施している様々な手数料割引キャンペーン、クーポンを紹介します。
ヤフオクの超PayPay祭りキャンペーン
ヤフオクの「超PayPay祭りキャンペーン」は、
商品の落札者にもPayPayボーナスが還元されるキャンペーンです。
落札者にもPayPayボーナスが付与されるため、ヤフオクで仕入れをしている人は、
キャンペーン期間中に商品を安く仕入れることが可能です。
ヤフオクの「超PayPay祭りキャンペーン」で実施される主なキャンペーンを紹介します。
落札システム手数料実質半額キャンペーン
引用元:https://auctions.yahoo.co.jp/campaign/promo/sales/3146
キャンペーン期間内のエントリー・出品対象期間にオークション形式で出品し、
落札対象期間内に終了日を設定することで、
落札システム手数料が実質半額になるキャンペーンです。
キャンペーンの条件を満たした商品が落札された場合には、
後日、落札手数料の半額相当のPayPayボーナスが付与されます(上限最大1万円まで)。
誰でもエントリー
キャンペーン期間中に「誰でもエントリー」にエントリー後、
オークション形式で出品されている商品を落札すると、
後日、落札金額の5%相当のPayPayボーナスが付与されます。
アプリでエントリー
更に、ヤフオクアプリから「アプリでエントリー」のエントリー後、
オークション形式で出品されている商品を落札すると、
後日、落札金額の5%相当のPayPayボーナスが付与されます。
上記2つのキャンペーンを併用すれば、最大で落札金額の10%、
上限2,000円までのPayPayボーナスが付与されます。
つまり、実質的に10%又は2,000円割引で商品を落札できることになります。
プレミアム会員限定・500円相当もらえるキャンペーン
引用元:https://auctions.yahoo.co.jp/campaign/promo/sales/3149
ヤフオクのプレミアム会員限定のキャンペーンです。
プレミアム会員に登録して24時間以上経過後にはじめて出品する場合、
又は過去の出品から1年以上経過後に出品した場合には、
後日500円分のPayPayボーナスが付与されます。
ヤフオク・5の付く日キャンペーン
引用元:https://auctions.yahoo.co.jp/campaign/promo/gogo5/
ヤフオクでは、毎月5日、15日、25日に税込1万円以上の商品を落札すると、
落札金額から5%オフ(上限1,000円まで)のクーポンが付与されるキャンペーンを実施中です。
ヤフオクの5%オフクーポン
引用元:https://auctions.yahoo.co.jp/topic/promo/paypay-matsuri/202110/forgrandfinale/
期間中に1回につき1,000円以上の商品を落札すると、
後日利用できる5%オフのクーポンが付与されます。
ヤフオクのゴールドクーポン
引用元:https://auctions.yahoo.co.jp/campaign/promo/weekend/
ヤフオクの「ゴールドクーポン」は毎週土日限定で配布されるクーポンです。
ゴールドクーポンには以下の3種類あります。
- 税込1,000円以上の商品を落札すると支払時に200円オフ
- 税込2万円以上の商品落札で2,000円オフ(先着順で配布数限定あり)
- 税込5万円以上の商品落札で5,000円オフ(先着順で配布数限定あり)
ゴールドクーポンは決済時に支払金額から割引されるため、
落札後すぐに利用可能です。
ヤフオクの手数料を安くする方法
引用元:https://premium.yahoo.co.jp/
前の項で説明したヤフオクのキャンペーンやクーポンを利用する以外に、
ヤフオクの手数料を安く抑えるには以下の方法があります。
それぞれの方法について説明します。
- PayPayで支払う
- 送料を別にして出品する
- プレミアム会員に登録する
ヤフオクの落札代金をPayPayで支払う
ヤフオクではPayPayを利用して落札代金の支払いが可能です。
この場合には、支払額の1%がPayPayボーナスとして還元されます。
また、落札代金の支払いにTポイントを併用することも可能なので、
双方を積極的に利用することで、実質的に落札手数料を安く抑えることが可能です。
送料込みの価格で出品しない
ヤフオクの「落札システム手数料」は落札金額に対して計算されます。
そのため、送料込みで出品した場合には「落札システム手数料」が高く計算されてしまいます。
ヤフオクではメルカリなどと違って、送料込みでの出品はまだ一般的ではありませんので、
送料別の金額で出品することで、「落札システム手数料」を低く抑えることが可能です。
プレミアム会員に登録する
ヤフオクでは月額508円の「プレミアム会員」に登録することで、
「落札システム手数料」を10%から8.8%に下げることが可能です。
個人輸入などでヤフオクに出品する場合には、プレミアム会員に登録することで、
長期的に見れば、落札システム手数料を低く抑えることが可能です。
また、プレミアム会員は初月1ヶ月間は無料なので、
無料期間中に多数出品して解約するのも1つの方法だと思います。
まとめ
ここまでヤフオクの手数料やキャンペーン、クーポンなどについて紹介しました。
他のフリマサイトと違い、ヤフオクは「オークション形式」での出品が可能です。
そのため、「1点もの」を出品した場合には、上手くアクセスを集めることで、
想定より高い金額で落札される場合もあり、その点もヤフオクで出品する魅力の1つだと思います。
まだヤフオクでの出品経験がない人も、
この記事をきっかけにヤフオクでの出品に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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