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店舗名(ショップ名)なんて何でもいいと思っている方はさすがにいないと思いますが、残念なつけ方をしているショップはちょくちょく見かけます。
店舗名はそのつけ方ひとつで売行きまで左右される場合がある、想像以上に大切なものです。
Amazonでの店舗名のつけ方は、楽天やヤフーショッピングなどに出店する場合とは少し事情が違ってきます。
今回の記事ではそのあたりも踏まえて、Amazonで売れる店舗名のつけ方や変更方法をわかりやすく解説します。
せっかく苦労して良い商品を仕入れても、店舗名が良くないせいで売れなかったら本当にもったいないですよ!
店舗名(ショップ名)は売れ行きに関わる!
Amazonでの店舗名のつけ方と楽天やヤフーショッピングの場合では少し違ってきます。
何故ならAmazonは相乗り出品が基本となっているからです。
相乗り出品とは、既にAmazonに出品されている商品に他の出品者が出品することを言います。
▼このような状態ですね。
引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B00ZWXF7LC/ref=dp_olp_new?ie=UTF8&condition=new
相乗り出品では同じ商品を出品しているショップがずらりと並びます。
この時にもし商品の価格や状態などが同程度だったら、店舗名(ショップ名)で選ばれる可能性があるということです。
購入にいたる優先順位としては店舗名はそれほど重要ではありません。
しかし、せどりは長く続けることで膨大な商品数と取引回数になっていきます。
売り上げ全体に及ぼす影響を考えると、店舗名は決して手を抜いてはいけない大切な要素であると言えるでしょう。
Amazon店舗名ガイドライン
Amazonでの店舗名(ショップ名)のつけ方を考察する前に、大前提としてAmazonのガイドラインを守る必要があります。
▼Amazon出品サービスの「よくある質問」内に下のような記載があります。
※引用元:https://services.amazon.co.jp/support/faq.html?ref=as_jp_jp_header_faq#soa_index_003
▼「出品者の禁止活動および行為」内にも下のような記載があります。
※引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=200386250&
Amazonで店舗名をつける際は以上を守った上で考えましょう。
なお、楽天やヤフーショッピングでは店舗名の変更頻度に制限がありますが、Amazonではいつでも何度でも変更することが可能です。
出店して日の浅いうちにいくつかの店舗名を試してみて、売れやすい店舗名に決めましょう。
店舗名のつけ方 – コツ 1. 信頼性
実店舗でもそうですが、ネットショップの場合は特に信頼性が大切です。
では、信頼される店舗名(ショップ名)をつけるコツについて解説します。
(1)業者らしく
素人が何となくやっているようなショップは信頼されません。
NG例としては、
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業者が責任を持って運営していると感じさせる店舗名をつけるようにしましょう。
(2)組織をイメージさせる
例えばNG例として挙げた「前田商店」でも、「前田商店ネット販売部」にすれば信頼感が増します。
「〇〇商店2号店」、「✖✖ショップWEB店」なども他にも店舗が存在すると感じさせます。
ひとりや数人でやっているのではなく、組織があると感じさせる店舗名にすることが大切です。
店舗名のつけ方 – コツ 2. 覚えやすさ
店舗名(ショップ名)は覚えてもらうことが大切です。
店舗名を覚えてもらうと、店舗名から検索されることがあるからです。
NG例としては、
|
などは覚えてもらえません。
読みやすくてわかりやすい店舗名をつけるようにしましょう。
店舗名のつけ方 – コツ 3. ショップのタイプ
ショップにはデパートのように何でも扱うオールジャンルなお店と、何かに特化した専門店タイプのお店があります。
ここではタイプ別に店舗名(ショップ名)のつけ方を解説します。
(1)何でも扱っている
せどりではどちらかというと、何でも扱う方が多いと思います。
その場合はいろんなものを扱える店舗名にする必要がありますね。
例えば、
|
などがあります。
〇〇〇〇の部分にはあなたの考えた店舗名が入ります。
あなたの名前を入れてもいいですし、何かを意味する造語でもいいですね。
(2)何かを専門に扱っている
何かに特化したお店の場合は、何に特化しているのかを明確にすることで信頼感を与えることができます。
|
などがあります。
もし同じ商品を同じ価格で販売していたら、専門店の方から買いたくなりますよね。
そういう意味では専門店は有利になります。
店舗名のつけ方 – コツ 4. サービスを盛り込む
どんなサービスがあるのか、店舗名(ショップ名)を利用してアピールしましょう。
例えば、
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などがあります。
これらの文言は商品説明の中にも記載しますが、商品説明を最後まで読んでもらえることは少ないので店舗名に盛り込みます。
ただし、どの部分サービス内容で、店舗名は何なのか明確にすることが大切です。
例えば…
→ 全品送料無料年中無休前田商店
これでは店舗名がどの部分なのかわかりませんね。
→ 全品送料無料/年中無休【前田商店】
「/」や「【】」で区切ることで、わかりやすくなりました。
→ 全品送料無料/年中無休【マエダ商店】
漢字が多すぎるのでカタカナを使うと、さらに読みやすくなりました。
このように、店舗名を考える際は読みやすさにも注意してください。
店舗名のつけ方 – コツ 5. 実績を盛り込む
リアル店舗でも実績を盛り込んだ店舗名はよくありますね。
「地域売上No.1〇〇〇中古車センター」
なら、地域売上No.1の部分は実績です。
例えば、もしあなたの店舗がたくさんの支店を持っているなら、
「都内10店舗展開中/〇〇ショップWEB支店」
のようなつけ方ができます。
Amazonではいつでも店舗名を変更できるので、実績ができた時に店舗名に盛り込むのも良いですね。
- 〇〇〇ショップ/評価数1000件達成!
- 〇〇商店/年間取引数1000件以上!
評価数や取引数などの実績を積極的にアピールすることで、信頼を得られます。
店舗名のつけ方 – コツ 6. 変更するタイミング
先述したように、サービスや実績をアピールしたい時は店舗名を変更します。
その他にも、以下のようなタイミングで店舗名を変更すると良いでしょう。
- 長期休暇の告知:例 〇〇商店(12/30~1/8は休暇)
- セール時:例 〇〇商店/12月末までセール中!
- 取扱商品が増えたり変わった時:例 〇〇書店→〇〇ストア、〇〇電化
Amazon での店舗名の変更方法
最後に、Amazonでの店舗名の変更方法を解説します。
1.Amazon セラーセントラル画面右上の「設定」から「出品用アカウント情報をクリック」
2.画面左上の「出品者のプロフィール」をクリック
3.チェックボックスをクリックしてチェックを入れ、希望の店舗名を入力したら右下の保存をクリック。
以上で、店舗名が変更されました。
まとめ
Amazonでの店舗名のつけ方と変更方法を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回のポイントを以下にまとめました。
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店舗名はお店の顔です。
信頼性のある、売れる店舗名を考えてくださいね!
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