Amazon刈り取りでは、価格の推移をチェックすることが重要になります。
モノレートが閉鎖されたため、Amazon刈り取りツールとしておすすめなのがKeepaです。
Keepaには無料版と有料版がありますが、
Keepaは無料版でも価格の推移や価格のトラッキングなどが可能です。
この記事では、Keepaを利用してAmazon刈り取りを自動化する方法を紹介します。
Amazon刈り取りでKeepaを使う方法
引用元:https://keepa.com
Keepaを利用したAmazon刈り取りの流れは以下になります。
- KeepaにAmazonの商品を登録
- Keepaから値下がりの通知が来たら刈り取る
- 適正価格に戻ったら出品
Keepaの使い方には以下の2通りあります。
- Google Chromeに拡張機能を追加
- Keepaのサイトにログインして使用
Keepaには無料版と有料版があります。
ChromeにKeepaをインストールしていない人は取りあえず無料版を追加しましょう。
Keepa有料版の使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
Keepaを拡張機能としてGoogle Chromeに追加すると、
Amazonの商品ページに以下のようなグラフを表示することができます。
引用元:https://keepa.com
上のグラフでは、直近1年間の価格の変動を表示しています。
紫のグラフが新品価格、オレンジのグラフがAmazon本体の価格を表しています。
追加で中古のグラフを表示したり、表示する期間を変更することも可能です。
下のグラフでは直近1ヶ月間の価格の推移を表示しています。
引用元:https://keepa.com
赤丸の部分で、一時的に33,000円程度まで値下がりしていることが分かります。
値下がりしたタイミングで仕入れて、ある程度価格が上昇した時点で出品、
利益を出すのが基本的なAmazon刈り取りの方法になります。
Keepa有料版では、グラフにAmazonランキングの推移、
出品コンディション別の出品者数の変動なども表示することができます。
Keepaのトラッキング機能に商品を登録する
Keepaには「トラッキング機能」があります。
この機能は、keepaに登録した商品の価格が指定した価格まで値下がりした場合に、
メールなどで通知してくれます。
Keepaの「トラッキング機能」を利用することで、
Keepaから通知が来た商品を仕入れるだけで、Amazon刈り取りが可能になります。
Keepaへの商品の登録は、Amazonの商品ページに表示されるKeepaのデータ上、
Keepaのサイトのどちらからでも可能です。
トラッキングしたい商品をKeepaに登録するには、Keepaで商品を検索後、
メニューから、「商品のトラッキング」をクリックして通知する価格を入力します。
引用元:https://keepa.com
トラッキングする期間を指定して、「トラッキング開始」をクリックすると、
Keepaに登録した商品のトラッキングが開始されます。
設定した価格は後で変更することも可能です。
引用元:https://keepa.com
Keepaの価格通知はメール以外の方法でも可能です。
「トラッキングの概要」をクリックすると、登録した内容の確認、変更が可能です。
引用元:https://keepa.com
「トラッキングの概要」では、登録した商品の削除、
目標価格の変更や通知のオン・オフなどの設定が可能です。
引用元:https://keepa.com/#!tracking
Keepaに登録する商品は?
Amazon刈り取りでは、主に以下の商品をKeepaに登録するようにしましょう。
- Amazonランキング上位の商品
- プレ値商品
- 限定品
基本的には、Amazonランキング上位、高回転の商品を登録するようにしましょう。
1日に通知が来る割合はKeepaに登録した商品数の10%程度と言われています。
仮に100件登録した場合、1日10件の通知しか来ない計算になります。
また、Keepaから通知が来た場合でも、
ライバルに先を越されて仕入れられない商品もあります。
そのため、安定して仕入れるためにはできるだけ多くの商品を登録する必要があります。
Keepaのトラッキングに商品を一括登録
Keepaのトラッキング機能は1件ずつ商品を登録するだけでなく、
Amazonの「ほしい物リスト」に登録した商品を一括でインポートすることができます。
まず最初に、AmazonでKeepaトラッキング専用の「ほしい物リスト」を作成して、
Keepaでトラッキングしたい商品を登録します。
作成したAmazonの「ほしい物リスト」の上にカーソルを移動して右クリック、
「リンクのURLをコピー」します。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Keepaサイト上部の「トラッキング」から、「ほしい物リストをインポート」を選択、
先程コピーした「ほしい物リスト」のURLを貼り付けて「送信する」をクリックします。
注意点としては、作成した「ほしい物リスト」は「公開」されている必要があります。
引用元:https://keepa.com/#!import
このようにAmazonの「ほしい物リスト」の商品をまとめて登録することができました。
引用元:https://keepa.com/#!import
Amazonの「ほしい物リスト」からインポートした商品は、
一括して「○%値下げされたら通知する」ように設定したり、
「トラッキングの概要」から通知する価格を個別に設定することもできます。
引用元:https://keepa.com/#!import
Keepaから値下がりの通知が来たら刈り取る
例として、下のグラフの赤い点まで価格が下がったらKeepaから通知が来るので、
Amazonから刈り取って適正価格に戻ったタイミングで再出品します。
引用元:https://keepa.com/
Keepaから通知が来た商品を仕入れ、適正価格になったら再出品する。
この繰り返しでKeepaを利用してAmazon刈り取りで稼ぐことができます。
Keepaを利用したAmazon刈り取りのデメリット
Keepaを利用したAmazon刈り取りでは主に以下のデメリットがあります。
- Keepaに商品を大量に登録する必要がある
- Keepaからの通知メールが大量に届く可能性がある
- 仕入れは手動で行う必要がある
Keepaに商品を大量に登録する必要がある
Amazon刈り取りの準備として、まず最初にKeepaに大量に商品を登録する必要があります。
実は最初の準備が最も大変な作業になります。
できるだけ多くの商品、最低でも1,000点以上の商品を登録するのが理想的だと思います。
Keepaから大量の通知メールが届く
Keepaの「トラッキング機能」に大量の商品を登録していると、
日によっては数百通以上の通知メールが届く可能性があります。
Keepaからのメールに紛れて重要なメールを見逃してしまう可能性もあるため、
通知先にはKeepa専用に作成したメールアドレスを登録した方が無難です。
仕入れは手動で行う必要がある
Keepaからの値下げ通知は届きますが、
Amazonからの仕入れは自身が手動で行う必要があります。
そのため、都度毎に仕入れの手間が掛かるだけでなく、
常にメールをチェックする必要もあります。
まとめ
Keepaに大量に商品を登録して、トラッキング機能を利用すれば、
希望した価格まで商品が値下がりすれば通知してくれます。
その後はKeepaから値下がりの通知があった商品をAmazonで刈り取るだけです。
そのため、Keepaを利用すればAmazon刈り取りを自動化することが可能です。
Amazon刈り取りはせどり初心者でも手軽に利益を出すことができる方法です。
この記事が読者の皆さんのAmazon刈り取りに役立てば幸いです。
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