せどりの仕入れには電脳せどりと店舗せどりの2種類があります。
それぞれの仕入れ先の特徴や違い、理解していますか?
電脳せどりと店舗せどりにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
自分の生活スタイルや都合に合わせて
適切な仕入れ方法を選ぶことでより効率的なせどりを行うことができますよ。
- 今までどちらかしかやっていなかった
- これからせどりをはじめたい
そんな方は是非今回の記事を参考にしてみてください。
電脳せどりとは?電脳せどりのメリット、デメリット
まずは電脳せどりから解説します。
電脳せどりとはパソコンやスマホを使って全国にある店舗から商品を買い付ける方法です。
通販・通信販売と言えばわかりやすいでしょうか。
〇電脳せどりのメリット
下記の4つが電脳せどりの主なメリットです。
- 商品の数は無数
- 24時間仕入れができる
- 家にいても仕入れができる
- 余計な経費や時間が掛からない
まず、何といってもいくらでも商品を仕入れることができる点です。
パソコンとスマホがあれば商品は日本全国、世界各国からでも買うことができます。
自分の家の身の回りで見つからなかった商品も
ネットならいくらでも見つけることができますよね。
在庫数もメーカーによる生産終了品でなければほぼ無限です。
仕入れる商品が枯渇しない。
これが1つ目のメリットです。
2つ目のメリットは24時間仕入れができる点です。
ネットの店舗なら24時間商品が売っています。
サラリーマンの副業でせどりの仕入れをやろうとすると
どうしてもお店に寄れる時間は限られてしまいますよね。
ですがネットなら残業帰りでも、朝の通勤時でも、夜寝る前でもお店は開いています。
24時間仕入れができるというのは特に会社員の副業せどらーには魅力的なメリットです。
3つ目のメリットは場所を選ばない点です。
自宅にいながらにして日本全国から仕入れすることが可能です。
暑い日や寒い日、疲れている日でも外に出て商品を探し回らなくていいのです。
4つ目のメリットは余計な経費や時間が掛かりません。
店舗の場合はお店まで行くために車を出す必要があります。
そうすると当然ガソリン代がかかります。
高速代も駐車場料金もかかりますよね。
こういった余計な経費が掛からなくなるのです。
勿論店舗に向かうための移動時間もかかりません。
電脳せどりにはたくさんの商品を時間や場所を選ばず買えるというメリットがあります。
〇電脳せどりのデメリット
もちろんいいことばかりではありません。
以下は電脳せどりのデメリットです。
- 競争相手が多い
- 実物が確認できない
- 送料や手数料がかかる
電脳せどり一番のデメリット。
それはライバルの多さです。
誰でも自宅に居ながらにして商品を購入できるのです。
しかし誰でも日本全国の商品を買えるということは
あなた以外の人もその商品を買えるということです。
店舗の場合、ライバルは自分の活動範囲にいるせどらーやユーザーくらいしかいません。
利益が出るような特定の商品を狙う相手なんてせいぜい数百人程度でしょう。
しかし電脳せどりの場合はライバル数は桁違いです。
お買い得商品、目玉商品になると日本全国のせどらーや購入ユーザーが
ライバルになりますので、その数は数万、数十万に上るでしょう。
次のデメリットは実物が確認できないことです。
一応写真はありますが、実物を手に取って見ることができません。
中古せどりの場合は結構深刻なデメリットです。
中古せどりは値段と状態を考慮して仕入れるかどうかを判断しますが、
その状態を確認することができないのです。
頼りになるのは商品ページのスタッフによる状態に関するコメントだけです。
「思ったよりいい状態だった」という商品がある一方、「思った以上にひどい状態だった」という商品を仕入れてしまう場合も。
3つ目のデメリットは送料です。
自宅まで配送してもらえるのは良いのですが、
そのためにはどうしても送料がかかってしまいます。
ただ、基本的に「〇〇円以上購入で送料無料」というお店も多いので、
大量に買い付けるせどりではそこまで問題ありません。
電脳せどり仕入れは比較的デメリットの少ない仕入れです。
2つ目と3つ目のメリットに関しては主に中古せどりのせどらーが受けるデメリットですね。
新品せどらーのデメリットはライバルが多いことくらいです。
店舗せどりとは?店舗せどりのメリット、デメリット
店舗せどりはその名の通り実店舗に行って直接商品を買い付ける手法です。
〇店舗せどりのメリット
店舗せどりのメリットは2つです。
- ライバルが少ない
- 実物を確認できる
一番のメリットはやはりライバルが少ない事でしょう。
自分の行動範囲内にいるせどらーしかライバルがいません。
電脳せどりのように日本中のライバルが24時間商品を狙っている、という状況はありません。
- 同じ時間帯
- 同じ行動範囲
- 同じ得意ジャンル
この条件が被っているせどらーとしか競合しません。
確率としてはかなり低いですよね。
このように、ライバルが少ないので仕入れ競争になることがありません。
2つ目のメリットは実物が確認できる事です。
先ほども書きましたが、中古せどりはコンディションが命です。
店頭なら確実に自分の目で実物を確認できるのです。
〇店舗せどりのデメリット
店舗せどりのデメリットです。
- 商品に限りがある
- 実店舗に行く必要がある
- 営業時間がある
まず、商品に限りがあります。
店舗にはスペースが決まっていて、そこに入りきる量の在庫しかありません。
多店舗に在庫があったとしてもかき集められる量には限界があるでしょう。
置いている商品の種類もネットに比べると当然少ないです。
お店に直接行く必要があるというのもデメリットです。
つまり自宅の周りの店舗でしか仕入れることができません。
地方に住んでいる方は車で長時間移動する必要があるでしょう。
都市部なら商品の運搬方法を考えないといけません。
ガソリン代や配送料もかかります。
移動時間もかかります。
また、お店には当然営業時間というものがあります。
店舗せどりの場合、そのお店の営業時間内にお店に訪れる必要があります。
サラリーマンの場合、会社帰りに寄るしかありません。
残業をした場合、閉店時間ぎりぎりに駆け込んで
急いでリサーチする羽目になるかもしれません。
夜は何もできません。
有効に使える時間が限られてしまうのも店舗せどりのデメリットです。
まとめ 電脳せどりと店舗せどりの比較
電脳せどりは豊富な商品を時間に縛られず仕入れることができます。
一方でライバルが多く思ったように仕入れができない可能性があります。
店舗せどりはライバルが少なめで、実物を確認できるメリットがあります。
一方で商品数が限られ、営業時間に縛られてしまいます。
どちらがいいかはその人の生活スタイルや事情によっても違ってきます。
電脳せどり
- 残業の多いサラリーマンの副業
- 自宅から出られない子育て中の主婦
店舗せどり
- 趣味を活かした副業の中古せどらー
- 車を所持していて自宅の周りに店舗が豊富なせどらー
このように一人一人に合わせて適切な仕入れスタイルを選ぶのもいいでしょう。
店舗も電脳もそれぞれにメリットデメリットがあるので
自分の好きな方を選んだり、両方を組み合わせるのも良いですね。
せどりというのは手法や知識を知っていれば知っているほど稼げます。
「ネットでしか仕入れない」
「店舗でしか仕入れない」
これでは本当にもったいないと思います。
各仕入れ方法の特徴を理解し、様々なタイミングや時間で仕入れられるようにして
利益を増やしていきましょう。
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