メルカリをはじめとするフリマアプリや、Amazon、楽天、ヤフーなどのショッピングサイトは無在庫転売への規制が厳しくなっていますね。
それでもやはり、やりたい人が後をたたない無在庫転売。
資金が無くても始められてノーリスクで、やり方さえ間違わなければちゃんと稼げるビジネスなんてそうそうありませんからね。
さて、今回は数ある無在庫転売の中でも超人気である、ヤフーショッピング無在庫転売の手順を解説します。
副業としてもオススメです。
是非最後までお読みくださいね!
ヤフーショッピング無在庫転売の流れ
ではまず、ヤフーショッピング無在庫転売の流れを簡単に説明します。
- 商品をリサーチして、ヤフーショッピングに出品
- 注文が入ったら、仕入れ先のサイトで購入
- 仕入れ先から商品が届いたら、梱包して購入者へ発送
- ストア管理画面を使って購入者へ発送連絡
- 購入者から受取連絡が入る
- 出品者に入金がある
仕入れ先で購入する際に「ギフト」にして購入者へ直送する方法を取る方もいますが、そのやり方はおすすめしていません。
購入店舗以外のお店から商品が届くのはクレーム対象になるリスクが高いからです。
この件については後ほど詳しく説明します。
ヤフーショッピング無在庫転売のメリットとデメリット
次にヤフーショッピング無在庫転売のメリットととデメリットについて解説します。
ヤフーショッピング無在庫転売のメリット
1.資金・倉庫不要
通常の販売はまず在庫を持ってから出品して販売という手順なので、仕入れ資金が無いことには始められません。
また、商品を保管するためのスペースも必要になります。
しかし無在庫転売は注文が入ってから仕入れるため仕入れ資金が不要で、在庫を保管するスペースも必要ありません。
2.売れ残りのリスクが無い
売る気満々で仕入れた商品も、アテがはずれて売れなかったら不良在庫になります。
無在庫転売は売れてから仕入れるので当然ながら売れ残りとは無縁です。
3.入金サイクルが早い
ヤフーショッピングの入金サイクルは、月1回~6回まで設定可能です。
Amazonのサイクルが2週間、楽天は20日間なので、月6回まで設定できるヤフーショッピングは有利ですね。
4.出品・月額利用料・売上ロイヤリティが無料
ヤフーショッピングの最大のメリットといえばやはり、
- 出品
- 月額利用料
- 売上ロイヤリティ
この3つが無料であることですね。
例えばAmazonや楽天は、
- Amazon(大口出品)
月額利用料:4,900円、販売手数料:商品価格の8~15% - 楽天市場(スタンダードプラン)
月額利用料:5万円、システム利用料:売上の2.0~4.5%
経費として最低これだけかかります。
フリマであるメルカリも売上から10%取られますし、最近まで無料だったラクマも3.5%に引き上げられました。
これらが無料であるヤフーショッピングの魅力は大きいと言えます。
ヤフーショッピング無在庫転売のデメリット
魅力の多いヤフーショッピング無在庫転売ですが、いくつかのデメリットもあります。
1.商品到着が遅くなる
ヤフーショッピングに限ったことではありませんが、無在庫転売では商品が売れてから仕入れを行うため、商品の到着が遅くなってしまいます。
到着が遅れると場合によっては購入者のクレームの原因になるので、商品説明文には商品の配達が遅れることがある旨をきちんと記載するようにしましょう。
2.出品中に在庫切れなったり価格が上がる場合がある
無在庫で販売する場合、手元に商品が無いため仕入れ先の商品がいつの間にか在庫切れになっていることがあります。
また、価格は変動するので、下がった場合は良いですが上がってしまうと赤字になることもあります。
3.Amazon、楽天よりも集客力は低い
2018年現在、Amazonと楽天の集客力は全体の20%ずつといったところで、ほぼ互角になっています。
ところがヤフーショッピングは約8%。
集客力はAmazonや楽天に比べるとかなり低いと言えます。
しかしヤフーショッピングには他モールなどと比べて利益率が高いという強みがあるので、そのメリットをどう生かすかといったことになりますね。
4.出品が面倒
ヤフーオークションや楽天市場は管理画面が使いにくく、特に出品作業に時間がかかるとよく言われます。
無在庫転売は商品を多く出品するほど有利になるビジネスなので、本格的に稼ごうと思うとツールを使うなどの対策が必要になってきます。
ヤフーショッピング無在庫転売の稼ぎ方
ここまで、ヤフーショッピングの出品から入金までの流れやメリットとデメリットを解説してきました。
ここからは具体的な仕入れ先や稼ぐためのコツについてお話しします。
仕入れ先はどこ?
ヤフーショッピング無在庫転売の仕入れ先というと、やはり一番のおすすめはAmazonになります。
その理由としては、
- 価格の安さ
ネットショップは商品価格をAmazonに合わせている場合が多いので、最安値は多くの場合Amazonです。 - 膨大な商品数
Amazonに無いものは無いと言われるほどの商品数があります。 - 発送の早さ
プライムを利用すると多くの商品が翌日には届きます。
Amazon以外の仕入れ先としては…
- 楽天市場
- Wowma
- Qoo10
- ビックカメラ etc…
仕入れ先は無限にあるので、得意の仕入れ先をいくつか持っていると良いでしょう。
ツールで効率化
無在庫にもいろんな手法があります。
利益率の高いニッチな商材を扱って、無在庫というより「お取り寄せ」に近い感覚で無在庫転売を行っている人もいます。
そういうやり方ならツールは必要ないと思いますが、初心者には高度な手法ですね。
一方、初心者にも取り掛かりやすい手法となると大量の出品が必要です。
ほぼリサーチ無しでAmazonの人気商品に利益を乗せて出品していくやり方です。
先述しましたが、ヤフーショッピングは経費が安いので他の販売先よりも利益が出しやすいのが利点ですね。
売上は出品数に応じて増えていくので、ある程度資金ができたらツールを使って出品しましょう。
▼ヤフーショッピング無在庫転売ツールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。 |
外注化
出品作業を外注化するという方法もあります。
無在庫の出品は基本コピペで行えるので外注化が可能です。
手間のかかる出品作業を外注化してしまえば、かなり楽に売り上げを伸ばすことができますよ。
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングで募集するのもおすすめです。
ポイントを使う
楽天やビックカメラなどのサイトはポイントが貯まりやすいのがメリットです。
仕入れに使っていると本当にあっという間にポイントが貯まります。
貯まったポイントはもちろん仕入れに使えるので、利益率を上げることができます。
さらに購入時にはハピタスやモッピーなどのポイントサイトのリンクを経由するとそちらでもポイントが貯まるので、それも仕入れに使うとさらに利益をアップすることができます。
Amazonギフト券を使う
アマテンというサイトでAmazonギフト券を購入すると、7~10%程度安く手に入ります。
Amazonは楽天等に比べてポイントを貯めにくいのがネックですがギフト券をうまく使って安く仕入れましょう。
仕入れ先のクレジットカードを使う
例えば楽天カードを使って楽天で買い物をすると、常にポイントが2倍(2%)つきます。
普段の生活の買い物や光熱費、携帯電話料金などを全て楽天カードでの支払いにするとそれらの合計の1%が毎月ポイントとして付きます。
Amazonもクレジットカードを出していますね。
Amazon Mastercardクラシックを使ってAmazonで買い物をすると、Amazonプライム会員なら常に2%のポイントが付きます。
仕入れ先によってうまくカードを使い分けて利益を増やしていきましょう。
ヤフーショッピング無在庫転売の注意点
ヤフーショッピングでは無在庫による販売に規制がかかっています。
本来は無在庫で販売するか有在庫で販売するかは出品者の判断にゆだねられるべきことですが、無在庫が原因と思われる購入者のクレームが増えたことが原因だと考えられています。
では、規制にひっかかって処分を受けないためにはどういうことに注意すれば良いのでしょうか?
ここでは3つの大きな注意点について解説します。
1.仕入れ先から直送しない
▼下はヤフーショッピング「(販売者向け)出品にあたってのガイドライン」の「出品にあたっての禁止行為」の中の一文です。
※引用元:https://topics.shopping.yahoo.co.jp/faq/archives/guidelines.html
ア. の条文は無在庫転売を指しているのだと思われますが、無在庫なのか有在庫なのかはヤフー側からはわかりませんね。
イ. の条文ではAmazon等の箱を用いて発送することを禁止しています。これは購入者からクレームがあったら確実にわかってしまうことです。
「ヤフーショッピング無在庫転売の流れ」の章でも少し触れましたが、仕入れ先から購入者へ直送するとAmazonや楽天などの箱を使って送られる可能性があります。
また、納品書が混入する可能性もあります。
万一購入者からクレームを受けると評価が下がるのはもちろんのこと、処分の対象になる可能性が高いです。
出品者が発送するとなると、
- 商品が届くのが遅くなる
- 購入者へ送るための送料がかかる
といったデメリットはありますが、販売を続けられなくなっては元も子もありません。
商品は必ず出品者へ送ってもらい、出品者の手で梱包と発送を行うようにしましょう。
2.出品した商品の在庫や価格を監視する
「ヤフーショッピング無在庫転売のデメリット」の章でも触れましたが、出品した商品がいつのまにか在庫切れになっていたら注文が入っても販売することができません。キャンセルになるだけならまだいいのですが、購入者からクレームが入る可能性があります。
また、いつのまにか価格が上がっていて利益を圧迫したり赤字になることもあります。
そういった事態をさけるためには出品商品を定期的にしっかりと監視することが必要です。
出品数が増えてくると手作業では監視できなくなるので無在庫管理ツール「HARU」などの監視専用のツールを使うのがおすすめです。
3.購入者から低い評価を受けないようにする
▼ヤフーショッピングでは低評価率の基準値が設けられています。
※引用元:https://topics.shopping.yahoo.co.jp/sellnotice/archives/170919-2.html
※引用元:https://topics.shopping.yahoo.co.jp/sellnotice/archives/180115-1.html
2018年の1月に低評価率の基準値が変更され、「低評価件数5件以上」が対象となったようです。
過去60日間の注文に対して「低評価率が0.3%以上かつ低評価数が5件以上」になると、
検索結果およびカテゴリリストページの「おすすめ順」の商品表示順位が一定期間、最後尾まで低下します。
一定期間というのがどれだけの期間になるのか明記されていませんが、最悪60日間ということになりますね。
さらっと書かれていますが、ショップにとっては致命的な打撃になります。
購入者からの悪い評価はどうしても避けられない場合もありますが、これまで書いてきた注意点に気を付けて無在庫転売に取り組むようにしてください。
まとめ
「ヤフーショッピング無在庫転売の注意点」の章は少しネガティブな内容になってしまいましたが、それでもやはり無在庫転売には魅力があります。
資金が無くてもビジネスが始められるというのは、大きなチャンスです。
無在庫で始めて、資金が貯まったら在庫を持ってさらに大きなビジネスに挑戦していくのもいいですね。
あなたの成功を祈っています!
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