Amazonのアカウントには、
「購入用アカウント」と「出品用アカウント」の2種類があります。
Amazonで商品を販売するためには、出品用アカウントに登録する必要があります。
Amazonの出品用アカウントは購入用アカウントと紐付けする必要があるため、
結果として購入用アカウントと出品用アカウントの両方に登録する必要があります。
以前は、Amazonの出品用アカウントに登録する場合は、
本人確認用の身分証明書や銀行口座情報などの必要書類を提出後、
Amazonの審査に合格すれば出品可能でした。
しかし、現在ではAmazonの大口出品アカウントの登録には「ビデオ審査」が導入され、
Amazonの担当者とビデオ通話による面談が必要になりました。
この記事では、Amazonの大口出品アカウントを登録するために必要な、
本人確認書類や新しく導入された「ビデオ審査」について詳しく紹介します。
Amazonの出品用アカウントは大口・小口の2種類
引用元:https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/fee.html?ref=as_jp_jp_nav_soa_proindi
Amazonの出品用アカウントには、
「小口出品アカウント」と「大口出品アカウント」の2種類があります。
「小口出品アカウント」は月額費用が不要ですが、
商品を1点販売する毎に100円の利用料金と販売手数料が掛かります。
「大口出品アカウント」は月額費用が4,900円掛かりますが、
1点毎に100円の利用料金が不要になります。
毎月50点以上商品を販売する場合には、
「大口出品アカウント」に登録した方が手数料の面からもオトクです。
そのため、Amazonで本格的にせどりを行う場合、
最初から「大口出品アカウント」へ登録することをおすすめします。
Amazonの「小口出品アカウント」と「大口出品アカウント」の違いについては、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
Amazonの出品アカウント登録で必要なものは?
引用元:https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/index.html
Amazonの出品用アカウント登録には、本人確認に必要な身分証明書など、
以下のものが必要になります。
- Amazonの購入者用アカウント(まだ未登録の場合)
- クレジットカード
- 銀行口座
- 電話番号
- メールアドレス
- 身分証明書(マイナンバーカードは利用不可)
- 銀行口座などの180日以内に発行された取引明細書
Amazonの出品用アカウント登録で本人確認などに必要な資料に関しては、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
Amazon大口出品アカウントの登録方法
ここからはAmazonの出品用アカウントの登録方法について紹介します。
Amazonの出品用アカウント登録ページの左下にある、
「さっそく始める」からAmazonの出品用アカウントの登録手続を始めます。
引用元:https://services.amazon.co.jp/
Amazonの出品用アカウント登録のおおまかな流れは以下のようになっています。
Amazonの出品用アカウント登録に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
- 居住国の入力
- 販売業者名の入力
- 出品者情報の入力
- 店舗名の入力
- 電話番号認証の入力
- クレジットカード情報の入力
- 銀行口座情報の入力
- 商品情報、商品カテゴリーの入力
- 本人確認資料の送信
通常は、「本人確認資料」を送信することで、
Amazonの出品用アカウントの登録手続は完了します。
その後、 Amazonによる審査が行われ、
2~3営業日後に審査の結果がメールで連絡されます。
大口出品アカウントの審査にビデオ通話が追加
引用元:https://help.chatwork.com/hc/ja/articles/203127774-%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E9%80%9A%E8%A9%B1%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B
これまでは、「本人確認資料」を提出後、Amazonの審査で問題がなければ、
Amazonの大口出品アカウントを開設できていました。
しかし、現在ではAmazonの担当者との「ビデオ通話」が新たに追加されました。
※この記事を執筆している時点では、
「ビデオ通話」は新規の出品用アカウント登録者全員に行うのではなく、
対象者をランダムに選定しているようです。
Amazonの出品アカウントの審査で、「ビデオ通話」の対象者になった場合には、
Amazonから連絡が来るようになっています。
Amazonのビデオ審査は希望日時を指定できる
Amazonのビデオ審査は、希望日時を30分刻みで自由に予約できるようになっています。
また、予約の変更も可能のようです。
ビデオ審査の所用時間は30分以内で、ほとんどの場合、実質10分程度で終わるようです。
PC、スマホのどちらでもビデオ審査を受けることが可能です。
ただし、PCにはカメラとマイクが付いている必要があります。
また、自宅でビデオ審査を受けたくない場合には、
ネットカフェを利用しても大丈夫のようです。
Amazonのビデオ審査で質問される内容
Amazonのビデオ審査は予約した日時きっかりにスタートします。
そのため、事前にビデオ通話サービスにログインしておく必要があります。
Amazonのビデオ審査は、
Amazonの担当者1名とAmazonのビデオ通話サービスを利用して面談します。
ビデオ審査で主に質問される内容は以下の通りです。
- 本人確認のためのメールアドレス
- 運転免許証などの身分証明書を画面越しに確認
- 本人の顔と身分証明書の顔写真の確認
- 審査結果の通知についての説明
Amazonのビデオ審査の結果はいつ分かる?
無事にAmazonのビデオ審査が終わると、
審査結果は24時間以内にメールで通知されます。
ビデオ審査の審査結果はAmazonセラーセントラルでも確認できるようになっています。
通常のAmazon出品用アカウント登録と同様に、本人確認など、
特に問題がなければビデオ審査は通るようです。
まとめ
これまで、Amazonの出品用アカウントの登録に必要な作業は、
必要情報の入力と本人確認に必要な身分証明書の提出だけでした。
現在では、新たにビデオ審査が導入され、その対象者はランダムに選出されています。
Amazonの出品用アカウントのためのビデオ審査は面倒に感じますが、
特に難しいことを質問されるわけではないので心配する必要はありません。
この記事で紹介した内容が、
今後、Amazonの大口出品アカウントに登録する人に役立てば幸いです。
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