ここではAmazonアカウントの停止や閉鎖(削除)の理由、対策や復活の方法について紹介します。
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1.Amazonアカウントの停止・閉鎖(削除)とは?
Amazonアカウントの停止や閉鎖(削除)は通称、「垢BAN」と呼ばれています。
Amazonアカウントの停止や閉鎖(削除)とはどのような状態を指すのか説明していきます。
2.Amazonアカウント停止とは?
Amazonアカウントが停止になると、Amazonで商品の販売ができなくなります。
販売だけでなく、売上金も保留になり入金されなくなります。
Amazonアカウントが停止中の場合はAmazonからの入金日が来ても入金されません。
商品の仕入れをクレジットカードなどで行っている場合、資金繰りが厳しくなり、支払いが難しくなる可能性があります。
Amazonアカウントが停止になった場合には、Amazonに改善策を提案することにより、アカウント復活の可能性があります。
3.Amazonアカウント閉鎖(削除)とは?
Amazonアカウントの閉鎖(削除)はアカウント停止より更に重い処分です。
アカウント停止と違い、アカウントが閉鎖(削除)されると2度と復活できません。
つまりAmazonでの販売が出来なくなってしまいます。
商品の販売もできなくなり、売上金も90日間保留されます。
この間に購入者からの返品などがあれば売上金から差し引かれます。
アカウント閉鎖(削除)になってもセラーセントラルにログインすることはできます。
在庫や売上の確認が可能です。
4.Amazonアカウントの審査とは?
Amazonアカウントには停止や閉鎖(削除)の他に、アカウント審査というものも存在します。
アカウント審査は停止や閉鎖(削除)の一歩手前の状態になります。
Amazonアカウント審査の状態になると、最長30日間、アカウントを健全に運営しているかAmazonが審査します。
アカウント停止、閉鎖(削除)と違いは、そのまま商品の販売が可能な点です。
商品の販売は可能ですが、アカウント審査中は売上金は保留になります。
4-1.Amazonアカウント審査の理由とは?
Amazonのアカウント審査になる原因としては、Amazon顧客満足指数の低下とAmazon規約違反があげられます。
その他にも、「売れすぎ」が原因でAmazonアカウントが審査になる場合もあります。
Amazonマーケットプレイスに新規でアカウントを作成して、90日以内はアカウント審査が入る可能性が高くなります。
具体的にどのくらいの金額かは不明ですが、短期間で大量に売れた場合にはアカウント審査が入る可能性があります。
5.Amazonアカウント停止・閉鎖(削除)の理由とは?
Amazonのアカウントには細かい規約があります。
Amazonの規約に違反するとアカウント停止や閉鎖(削除)の原因になります。
Amazonの規約詳細についてはAmazonのページで確認して下さい。
Amazonの規約違反には主に以下の内容があります。
各項目を順番に説明します。
・Amazon顧客満足指数の低下
・購入者からの評価
・Amazonカスタマーレビューの操作
・偽物の販売
・複数アカウント運営
・児童ポルノ法に触れる商品の出品
・アカウント閉鎖(削除)されたアカウントとの関連性
・メーカーからの商標権、知的財産権侵害の申し立て
Amazon顧客満足度の低下
Amazonは顧客満足指数というものを設けています。
アカウント健全性には以下の5つの項目が設けられています。
引用元:Amazon.co.jp
・注文不良率
・キャンセル率
・出荷遅延率
・ポリシー違反
・回答時間
各項目には目標数値が定められており、下回ると黄色(注意)となります。
大きく下回ると赤(悪い)となります。
上記5つの項目の中で、最も重要とされているのが「出荷遅延率」になります。
つまり、本当に在庫を持っているのか?本当に商品を発送しているのか?
について厳しくチェックしています。
そのため、AmazonはFBA出品者よりも自己発送での出品者のチェックが厳しい傾向があります。
Amazon購入者からの評価
引用元:Amazon.co.jp
Amazon購入者の評価もアカウント停止や閉鎖(削除)の重要な判断材料になります。
アカウント停止や閉鎖(削除)になる具体的な数値は公開されていませんが、購入者からの低い評価が多くなるとアカウント停止や閉鎖(削除)になる可能性は高くなります。
もし低い評価が付いてしまった場合には、Amazonと購入者に評価の削除依頼をしましょう。
Amazonカスタマーレビューの操作
引用元:Amazon.co.jp
Amazonでの購入者は、商品のカスタマーレビューを見ている場合が多いです。
Amazonでのレビュー数は、Amazonの検索エンジン「A9」にも影響を与えます。
Amazon A9についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
Amazon A9とは?A9はAmazon検索のサーチエンジン?
例えば自分が出品中の商品に第三者にお金を払って★5つのカスタマーレビューを依頼したり、自作自演のカスタマーレビューもAmazonの規約違反となり、アカウント停止や閉鎖(削除)の原因となります。
偽物の販売
Amazonの規約違反で良くあるのが、「偽物の販売」です。
例え意図的ではなかったとしても、購入者から偽物だと申し立てがあればAmazonは偽物だと判断してしまいます。
Amazonでは購入者の意見は絶対です。
購入者から偽物だとクレームがあると、Amazonは商品の真贋に関わらず偽物と判断します。
実際に商品が偽物ではなかった場合でも、Amazonの判断を変えるためにはメーカーや正規販売店の請求書が必要になります。
そのため、ほとんどの場合、正規品であることの証明が難しくなっています。
Amazon複数アカウント運営
同じ人が複数のAmazonアカウントを運営することはAmazonの規約違反となり、アカウント停止や閉鎖(削除)の原因となります。
Amazonにバレなければ良い、と考える人もいると思いますが、絶対にバレない方法はありません。
AmazonはサイトにアクセスのあったIPアドレスを全て記録しています。
そのため、同一IPから複数アカウントへログインしているといずれAmazonにバレてしまいます。
児童ポルノ法に触れる商品の出品
Amazonでは児童ポルノ法に触れる商品を出品するとアカウント閉鎖(削除)の原因となります。
水着のフィギュアなどや、子供を被写体にした、児童ポルノ法に触れると判断される可能性のある商品の出品を避けましょう。
閉鎖(削除)されたアカウントとの関連性
Amazonでは、過去にアカウント削除されたアカウントと何らかの情報が紐づいてしまうと、無条件でアカウント閉鎖(削除)されます。
削除されたAmazonアカウントとの紐付きには十分な注意が必要です。
商標権・知的財産権の侵害
Amazonに出品中の商品について、商標権登録されている商品を無断で販売したとする理由で、メーカーなどから商標権侵害や知的財産権侵害のクレームが来る場合があります。
この場合もアカウント停止や閉鎖(削除)の原因となります。
6.Amazonアカウント停止から復活する方法は?
Amazonアカウント停止になった場合でも、アカウント停止を解除して復活できる可能性があります。
17日以内にAmazonに改善策を提出してそれが認められれば、アカウント停止を解除することができます。
具体的には、以下の説明と改善内容をAmazonにメールすることでアカウント停止が解除される可能性があります。
・今回の規約違反の内容 ・規約違反の原因 ・規約違反に対する具体的な改善内容の説明 ・改善策を施した場合の効果について ・改善策の実施日 ・謝罪文
Amazonアカウントの停止が解除されれば、Amazonでの販売が再開され、保留されていた売上金も入金されます。
7.Amazonアカウント閉鎖(削除)から復活する方法は?
一旦Amazonアカウントが閉鎖(削除)されてしまえば、残念ながらアカウント復活の見込みはありません。
まとめ
Amazonアカウント停止や閉鎖(削除)の主な理由は、Amazonの規約違反によるものがほとんどです。
Amazonの規約を正しく理解することで、未然にAmazonアカウント停止や閉鎖(削除)を防止することができます。
Amazonの規約変更などは常にチェックし、該当する項目がある場合には速やかに対応するようにしましょう。
ふじもんのブログ、せどり工房ではせどりツールも多数紹介していますので是非ご覧下さい。
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