家電量販店やホームセンターなどで、プリンター用のインクやトナーがワゴンセールになっているのを見かけたことがありませんか?
インクやトナーは消耗品ですから回転が早く、仕入れるにはおすすめです。
しかし、気を付けないといけない注意点があります。
今回はインクやトナーを仕入れる際の重要な注意点について解説します。
せっかく仕入れた商品を無駄にはしたくないですよね。
この記事さえ読んでおけばそんなことにはならないので安心ですよ!
インク、トナーはなぜ安売りになるのか?
インクやトナーが安く売られる理由は、使用期限があるからです。
例えば下の画像はエプソンのインクですが、背面に「推奨使用期限」が記載されています。
インクやトナーの使用期限は、プリンターにセットするまでの期限という意味になります。
各メーカーによって違いはありますが、だいたいの目安としては未開封だと2年程度。
期限が近いものは売れ行きが悪くなるので、早く売り切るために安売りになるわけです。
インク、トナーは要期限管理商品?
Amazon FBAでは、賞味期限や使用期限のある商品は要期限管理商品として納品するという決まりがあります。
下の画像はAmazonのマニュアルページから取ってきたものです。
※引用元:要期限管理商品FBA実践マニュアル
では、インクやトナーもAmazon FBAでは要期限管理商品にあたるのでしょうか?
※”要期限管理商品”って何?という方は「要期限管理商品とは?amazonせどり初心者にも超わかりやすく解説!」をご覧ください) |
この件についてAmazonテクニカルサポートに確認したところ、下のような解答でした。
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ちょっと分かりにくいかも知れませんね。
インクやトナーのFBA納品の条件を一言で言えば、
「要期限管理商品として納品する必要はありませんが、出品者側で期限を管理して納品してください」
ということになります。
インクやトナーはFBAでは要期限管理を行いません。
納品は一般商品と同じように行えます。
しかし、
- 使用期限まで60日以上残っていないと納品してはいけない。
- 納品後は使用期限から45日までに売り切るか在庫返送しないと破棄される。
以上の2つの条件はしっかりと守る必要があります。
下はAmazon ヘルプページからの抜粋です。
※引用元:Amazon ヘルプページ
インク、トナーを仕入れるときの注意点
インク、トナーを仕入れるときは、使用期限を確認してから仕入れる必要があります。
期限切れはもちろんのこと、期限まで60日以上あることを確認してから仕入れるようにしましょう。
インク、トナーの安売りがあるのは実店舗だけとは限りません。
下の画像はプリンターインク専門ショップのアウトレットコーナーですが、このようにネットでもインクはよく安売りになっています。
ネットの場合は使用期限がわからない場合が多いので、必ず販売店に確認してから仕入れるようにしましょう。
また、期限切れが安く売られていのもよく見かけますが、Amazonでは期限切れは販売することができないので、仕入れないように注意してください。
万一仕入れてしまった場合は、ヤフオクやメルカリで「期限切れ」と明記した上で売ってしまいましょう。
インクやトナーは高回転商品なので、例え期限が近くても売れます。
絶対おすすめなので、期限にだけ注意してぜひ仕入れてみてくださいね!
まとめ
Amazonの規約はとてもわかりづらいので、少しでも疑問な点があったらAmazonテクニカルサポートへ問い合わせるのが一番です。
今回取り上げたプリンターインク、トナーのFBA納品の件についても、サポートから聞くまで全く知りませんでした。
インクやトナーの使用期限は食品などとは違って「推奨使用期限」となっていますね。
実際ほとんどの場合、期限が切れてしまってもインクは使えます。
そのあたりが、Amazon の判断が微妙になっているポイントなのかも知れません。
また何か新しい発見があったら記事にしていきたいと思います。
では、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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