要期限管理商品の出品を行ったことがありますか?
以前は要期限管理商品をFBAで出品するには事前にamazonのテストを受けて通過する必要がありましたが、2017年4月以降は不要となりました。
今ではルールさえ守れば誰でも出品可能なのですが、敷居が高いイメージがあるのかやっていない人が多そうです。
かくいう私も最近まで手を出していなかったのですが、ある人のすすめでやってみたところ…
要期限管理商品は確かに面倒な点もありますが、思ったより簡単ですぐに慣れてしまいました。
そして何より回転の速い商品が多いので、売上がグンとアップ!
今では要期限管理商品無しの仕入れは考えられません。
そこで今回は要期限管理商品について、3部作で解説します。
- 要期限管理商品とは?amazonせどり初心者にも超わかりやすく解説! ⇒ この記事
- 要期限管理商品の登録と申請方法【amazonせどり】
- 要期限管理商品の出品・梱包・納品方法【amazonせどり】
これからせどりを始めるという方でもわかりやすいように解説しますので、是非最後までお読みください。
要期限管理商品とは?
要期限管理商品は大きくわけて2つに分類されます。
1.食品
食品にはサプリメントや食玩(おもちゃとお菓子がセットになったもの)、ぺットフードなども含みます。
人間、動物に関わらず口に入る物全てが「食品」となります。
但し、酒類はFBAの利用開始前に「蔵置所設置の手続き」をする必要があるのですぐには扱えません。
※酒類は納品ルールが異なりますので、今回の3本の記事からは除外して解説します。
2.食品以外で消費期限の印字がある商品
食品以外でも消費期限のある商品はありますね。
例えば一部の化粧品やコンタクトレンズ保存液など、食品ではなくても期限があれば要期限管理商品となります。
3.FBAを使ったチョコレートの販売
FBAではチョコレートは夏季限定品となり、10月~4月のみ取扱いが可能です。
チョコレートを含む夏季限定品の納品については以下の条件があります。
- 10月1日~4月30日のみ受付可能。4月30日を過ぎると破棄される。
(取扱い期間は気温によって変動あり) - 常温保存が可能な商品以外は取扱不可。腐りやすい物も不可。
- 納品先は「市川FC(NRT1)」に自動で設定される。
- 取扱いサイズは小型、標準のみ。
- ASINごとに事前に申請が必要。
- 他の要期限管理商品と同梱可能。
▼夏季限定品の納品について詳しくはこちらをご覧ください。
要期限管理商品のFBAでの取扱いルール
要期限管理商品はFBAでの取扱いのルールが一般商品とは異なります。
1.消費期限の近い商品から発送される
商品に注文が入った場合、同じ倉庫にある同じASIN商品の中で、期限の近いものから順に発送されます。
2.ラベル無し混合在庫は不可
要期限管理商品はラベル無し混合在庫として納品することはできません。
※ラベル無し混合在庫とは商品ラベルを貼付せずに納品することで、通常は混合在庫の基準を満たしている商品であれば商品ラベルを貼付せずに納品することができます。
要期限管理商品として納品できるもの
要期限管理商品にはamazonに納品できるものと出来ないものがあります。
ここではその条件について説明します。
1.室温で保管できる商品
商品の保存についての記載を確認しましょう。
「〇〇度以下で保存」など、温度指定がある商品や、「冷蔵保存」「冷凍保存」が必要な商品はFBAに納品することができません。
「冷暗所で保管」「高温多湿を避けて保管」など、温度の指定が無い場合は納品OKです。
2.消費期限まで60日以上の期間が残っている
商品がamazon倉庫へ到着した時点で消費期限まで60日以上の期間が残っている必要があります。
ただし、事前申請をすることで30日以上の期間が残っていれば納品できる場合があります。
消費期限が外から見える位置に印字されている
商品の消費期限が外から見える位置に印字されている必要があります。
消費期限の年月日の記載方法には下記のようなルールがあります。
- 「年・月・日」 で印字されている場合
→例)2018年6月20日、2018/6/20、2018 jun 20 平成30年6月20日 など - 「年・月」で印字されている場合
→例)2018年6月、2018/6、2018 jun 平成30年6月 など
上記に当てはまらない場合も、パッケージに消費期限の読み方の記載があったり、出品者が読み方をシールで商品に貼るなどしている場合は、食品以外に限り納品可能となります。
まとめ
要期限管理商品とはどういう商品なのか、概要と大まかなルールをおわかりいただけたでしょうか?
今回のポイントは、
- 要期限管理商品とは、食品、または食品以外で消費期限の印字がある商品である。
- amazon倉庫からは、消費期限の近い商品から順に発送される。
- ラベル無し混合在庫、常温保存できない商品、消費期限まで60日以下のもの、消費期限の印字が外から見えない商品は納品不可。
- 消費期限が近い商品は事前に申請することにより30日以上の期間が残っていれば納品可能となる場合がある。
以上になります。
さて次回は、登録と申請方法について解説します。
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