無在庫で転売するのと在庫を持って転売するのと、どちらの方が儲かるかというとやはり在庫を持った方が儲かります。
その大きな理由は、無在庫だと売れる商品を見つけても在庫を確保できないので、売り上げを積み上げるのが難しいからです。
しかし資金が無くても始められる無在庫転売は、せどり初心者や資金の少ない人にはおすすめ!
例え月10万円程度の収入でもせどりの基礎は十分学べますし、資金を貯めることもできて一石二鳥ですね。
そこで今回は初心者が最も始めやすいメルカリ無在庫転売で稼ぐ手順を徹底解説します。
メルカリ無在庫転売を学ぶことで、せどりが大きく前進しますよ!
メルカリ無在庫転売はもう稼げない?
メルカリは2017年あたりから規制が厳しくなり、多くの業者が撤退しました。
ツールを使って同じ商品の大量出品を繰り返す業者が増えすぎて一般ユーザーの不評をかったのがその理由と言われています。
しかし、ライバルが減っている今がチャンスでもあります。
メルカリの規制にかからないようにポイントをしっかり守ってやればまだまだ稼げますよ。
メルカリ無在庫転売の仕入れ先は?
仕入れ先はネット上のどこからでもOKなのですが、最もおすすめはAmazonです。
その理由は以下の2つになります。
- Amazon以外のショップはAmazonの価格に合わせていることが多いので、最安値はほぼAmazon。
- ”売れ筋商品ランキング”を使って人気商品を検索しやすい。
あれこれ仕入れ先を探すよりも最初からAmazonと決める方が早いですね。
メルカリ無在庫転売のリサーチ方法
メルカリ無在庫転売で一番簡単なのは、Amazonのノーブランド品になります。
▼Amazonで検索窓に「ノーブランド」と入れて検索すると、下のようにノーブランド品の一覧が並びます。
▼例えば下の商品。
▼このように、メルカリでも売れていることがわかります。
ノーブランド品の中でも、アクセサリー類は非常に安く仕入れることができます。
▼Amazonのジュエリーカテゴリで「ノーブランド」と入力して検索すると下のように出てきました。かなり安く販売されているのがわかります。
▼例えばこちらのアクセサリー
▼メルカリではこのような価格で売れていました。
アクセサリー類は利益の取れる商品が探しやすいのですが、その反面ライバルがとても多いので売れるまでに時間がかかってしまうという欠点があります。
メルカリ無在庫転売の手順
ではここで、メルカリ無在庫転売の手順を解説しましょう。
1.出品する商品をリサーチ
まず、出品する商品をリサーチします。
リサーチは先述のようにAmazonのノーブランド品を検索する方法や、Amazon売れ筋ランキングから探す方法などがあります。
ここでは売れ筋ランキングから探してみましょう。
▼下はレディス財布の売れ筋ランキングです。
▼同じ商品の色違いがこちらです。
▼同じ商品がメルカリでも売れていることがわかります。
以上のように、売れ筋ランキングから探す方法もおすすめです。
2.メルカリに出品
売りたい商品が見つかったら、Amazonから商品画像と商品説明文をコピーしてきて出品します。
この時に全く同じファイル名や商品説明文で出品すると規制に触れる可能性があるので注意が必要です。
3.注文が入ったら仕入れる
注文が入ったら仕入れましょう。
仕入れの際に商品の送り先として購入者の住所を記載して直送してもらうといった方法がありますが、私はおすすめしていません。
直送するとAmazonの箱で送られたり、納品書が混入するといったリスクがあるからです。
ギフトだとことわっていても、価格の記載されていない納品書が入ることがあります。
また、プライムではなかったとしても、配送ラベルの送り主に「〇〇〇商店アマゾン支店」などと記載される場合もあります。
メルカリでは無在庫転売は禁止されています。
もし購入者がメルカリへクレームを入れるとアカウントが凍結してしまい、これまでの努力が水の泡になってしまいます。
仕入れた商品は出品者の自宅へ送ってもらうようにしましょう。
4.購入者に発送
仕入れた商品が届いたら検品するのはもちろんですが、商品撮影をすることをおすすめします。
Amazonの写真だといかにも無在庫といった雰囲気があります。
オリジナルの写真とともに、具体的な説明文を追加するのもいいですね。
他の出品者と差別化できるし、メルカリの規制に触れるリスクが軽減し、商品知識も深まるので一石三鳥です。
それらの作業を手早く行ったら丁寧に梱包して発送します。
5.評価が入ったら評価を返す
購入者の手元に商品が届いたら評価が入るので、出品者からも評価を返します。
これで取引が完了し、振込申請をして入金されるまでは売上金はメルカリ事務局が預かることになります。
メルカリ無在庫転売のメリットとデメリット
ここまでで説明したように比較的簡単に行えるメルカリ無在庫転売ですが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メルカリ無在庫転売のメリット
資金がいらない
無在庫転売はまず商品を出品して売れてから仕入れるので、仕入れ資金を用意する必要がありません。
また、例えばAmazon(大口出品)やヤフオクだと出品するだけでも料金がかかりますが、メルカリは無料で出品できるので、それすら不要です。
売れ残るリスクが無い
商品が売れてから仕入れるので、当然ながら売れ残るリスクはゼロです。
販売業で一番困るのが、長期間売れずに残る不良在庫。
売れ残るリスクが無いのは本当にすごいことだと思います。
スマホで完結できる
メルカリはもともとスマホアプリから始まったので、パソコンを使わなくてもスマホだけで取引が完結できます。使い方も非常に簡単。
パソコンの苦手な人でも取り組めるのはありがたいですね。
ただし最初のうちはそれでも構いませんが、リサーチやツールの使用など、パソコンの方がせどりには絶対有利なのは事実です。
徐々にスマホだけではなくパソコンも使いこなせるようにしておきましょう。
入金サイクルが早い
メルカリは半月に1度入金があります。
仕入れをクレジットカードで行えば、仕入れ代金の支払いまでに売上金が振り込まれるので手元に現金が無くても大丈夫ですね。
メルカリ無在庫転売のデメリット
次にメルカリ無在庫転売のデメリットを解説します。
圏外飛ばしやアカウント凍結のリスクがある
先述しましたが、メルカリは規制が厳しく、業者とみなされたら圏外飛ばし(出品した商品が検索圏外に飛ばされる)になったり、アカウント凍結されたりします。
そうなることを避けるには、
- 1日に100点を超えるような大量の出品をしない
- 画像を流用しない
- 1日に商品の出品と削除を繰り返さない
- 続けて出品する場合は時間の間隔をあける
- 同じ商品名や説明文を何度も使わない
といった注意点を守ることが必要です。
特に出品ツールを使う場合は100点以上もの商品を一度に出品できたりするので、注意しましょう。
出品中に在庫切れになったり価格が上がる場合がある
例えばAmazonの人気商品を出品し、売れたので仕入れようとすると価格が上がっていることがあります。
Amazonは価格が安くて大量の商品点数があるので仕入れには便利なのですが、価格の変動が激しく、仕入れ値が上がってしまうと赤字になるリスクがあります。
また、在庫切れになってしまっていることもあります。
在庫が無くなると仕入れることができず、場合によってはクレームにつながる危険性があります。
資金が少ないうちは時々自分自身で在庫や価格の変動をチェックする必要がありますが、ある程度余裕ができたらツールを使ってチェックするのが良いでしょう。
配達が遅くなる
通常の転売だと、注文が入ったら後は商品を送るだけ。
購入者には配達予定日をほぼ正確に知らせることが可能です。
ところが無在庫転売の場合は注文が入ってから発注するため、いつ発送されるのかは仕入れ先にゆだねられており、通常よりも配達までに時間がかかってしまいます。
商品が手元に無いので質問に答えられない
お客様から商品についての問い合わせを受けることが時々にありますが、手元に商品が無いため商品についての情報は仕入れ先の商品画像と説明文のみ。
質問が細かいことに及ぶと、仕入れ先に問い合わせてからでないと答えることができません。
”メルカリ無在庫転売の手順”の章でも説明しましたが、最初に商品に注文が入った時に商品をよく観察しておくといいですよ。
無在庫転売のコツのひとつは、商品が手元に届いたチャンスを逃さず商品知識を身に着けることです。
使えるツールはある?
メルカリの規制が厳しくなる前は、らくめるやメルポンなどのメルカリツールがよく使用されていましたが、その多くは使えなくなってしまいました。
そんな中、今でも使えるメルカリ無在庫転売ツールとしては、White Cat(ホワイトキャット)がおすすめです。
White Catは登録しておけばほぼ放置状態で機能する、不労販売促進システムのツールです。
メルカリ無在庫転売が軌道に乗るまでは、できるだけ手作業でリサーチや出品、顧客対応をこなした方が良いと思います。
しかしある程度ノウハウがわかって資金もたまってきたら、このようなツールを使えばさらに売り上げが伸びますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
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以上になります。
2018年現在、5000億円にものぼるフリマ市場は、まだまだ成長を続けています。
その中でも突出した市場規模となったメルカリ。
メルカリ無在庫転売はぜひ挑戦してみる価値のあるビジネスだと言えます!
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