Amazon FBA 混合在庫のメリット、デメリット、納品方法を完全解説!

Amazonにあって他のECサイトには無い出品者にとって便利なサービスといえば、ずばり「FBA」ですよね。

FBAを使うと、注文が入った時にはAmazonが購入者へ発送してくれるので、出品者は仕入れた商品をまとめてAmazonに送るだけ!

めちゃくちゃ楽ちんです。

ただ…そこには大きな落とし穴があります。

そう、「商品ひとつひとつにラベルシールを貼らなくてはならない」んです!!

中古品ならともかく、ネットショップから新品を仕入れている場合などはやたら納品数が多くなります。

すごく面倒だし間違えやすいし、これが無かったらどんなに楽だろうといつも思います。

ところがAmazonにはこの面倒な作業をしなくて済む方法がちゃんとあるんですよ。

しかも無料で!!

それが今回紹介する「混合在庫」という機能です。

この記事では、混合在庫のメリット・デメリット・納品方法まで完全に解説しますので、「地獄のラベルシール貼り」から解放されたい方はぜひご一読くださいね。

混合在庫とは

通常、商品をFBAに納品する際は、商品一点一点にバーコードを印刷したラベルシールを貼ります。

FBAの担当者はそのバーコードを読み取り、出品者ごとに商品を管理します。

しかし混合在庫という機能を有効にした場合は、出品者はラベルシールを貼らずに商品を納品することができます。

FBAの担当者は混合在庫の商品については出品者別の管理ができないので、商品ごとにまとめて管理します。

混合在庫のメリット

さて、では混合在庫にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

1. ラベルを貼る手間が省ける

出品者にとっては何といってもラベルを貼る手間が省けるのが一番のメリットです。

FBAへの納品時に最も時間のかかる作業は商品ラベルの貼付です。

納品する商品数が10点や20点ほどならたいした手間ではありませんが、ネットショップなどから注文する場合はある程度まとまった量になります。

時間のロスが大きいだけではなく、ラベルの貼り間違いやインクのかすれ、配送の途中で剥がれてしまうこともあり、そうなると余計な経費がかかってきます。

それらを考えると、ラベルを貼らずに納品できるのは出品者にとって大きなメリットです。

2.無料である

ラベルの貼付をAmazonに依頼する場合は手数料がかかりますが(大型商品50円/小型・標準サイズ商品20円)混合在庫は無料です。

3.購入者へ迅速に届けることができる

通常は注文を受けた出品者の商品が購入者に送られるので、商品を保管している倉庫が購入者から遠い場合もあります。

しかし混合在庫を適用した商品だと購入者から近い倉庫にある商品を送ることができるので、迅速に届けられます。

混合在庫のデメリット

混合在庫では、一点一点の商品がどの出品者の納品したものなのかわからなくなります。

Amazonのヘルプページには「どの出品者が納品した商品なのかを追跡している」ように書かれていますが、ヘルプページの他の項目を見ると、「購入者から返送されてきた商品が、どの出品者が納品したものなのか、紐づけが確実ではない場合もある」ようなことも書かれていて、非常にあいまいです。

実際には、混合在庫で出品した商品に不良があって返品されてきた場合は、例え自分の納品した商品ではなくてもリスクを負うことになると考えた方が良いでしょう。

混合在庫を使う場合はそのようなデメリットがあるため、高額商品は避けることをおすすめします。

混合在庫を有効にする方法

混合在庫を有効にする方法を説明します。

1.amazonセラーセントラルで「設定」から「FBAの設定」をクリック

2.「フルフィルメント by Amazon の設定」というページに移動するので、下の方にスクロールして、「在庫の設定」という項目の「編集」をクリック

3.ラベルなし混合在庫のラジオボタンを「有効」にチェックして「更新」をクリック

4.「はい」をクリック

以上で、混合在庫が有効になりました。

この設定をすると、ラベル無し混合在庫を無効で出品した商品はラベル無しで納品できませんが、ラベル無し混合在庫を有効に変更してから新たに登録した商品のうち混合在庫として納品可能な商品は納品時にラベルの貼付が不要になります。

混合在庫の登録をやめたいときには混合在庫を無効に戻します。

混合在庫の対象になる商品

混合在庫の対象になる商品は以下のものに限ります。

  • 新品である。
  • 商品にバーコード形式のJAN/EAN/UPCの商品コードが存在し、容易にスキャンできる。
  • 同じ商品コードが複数のASINに該当しない。
  • 消費期限がない。

以上に該当する商品であっても出品者の在庫処理の遅延を防ぐため、混合在庫にできないものもあります。

Amazonはラベルなしの混合在庫の対象商品を随時変更できる権利を有しています。

前回ラベル無しで納品できたからといって、今回も可能だとは限らないので注意してください。

混合在庫の対象にならない商品

下のカテゴリーに属する商品は混合在庫の対象にはなりません。

  • DVD
  • PCソフトの一部
  • TVゲームの一部
  • パソコン・周辺機器の一部
  • 時計
  • ジュエリー
  • 服&ファッション小物
  • シューズ&バッグ
  • ビューティー
  • 食品&飲料
  • ドラッグストア
  • ペット用品
  • エレクトロニクスの一部商品
  • カメラの一部商品
  • ベビー&マタニティ
  • 医療機器

他にも並行輸入品、バルク品、OEM品には混合在庫の対象にならない商品があります。

混合在庫の対象にならない商品を登録しようとした場合

混合在庫を有効にした状態で混合在庫の対象にならない商品を登録しようとすると、登録の途中で下のようなメッセージが出ます。

商品ラベルの不要な出品商品の見分け方

商品ラベルが不要な商品はFBA在庫管理画面から見分けることができます。

▼下の画像は「FBA在庫管理画面」です。

商品ラベルの不要な出品商品は、ASINとFNSKUのコードが同じになります。

上のFBA在庫管理画面のふたつの出品商品は上側がラベル不要、下側は通常の商品です。

上側の商品はASINとFNSKUが同じになっていますね。

混合在庫の納品方法

混合在庫として登録された商品の基本的な納品方法は納品時にラベルを貼らないこと以外は通常と同じです。

違う点は納品プラン作成時の、商品ラベル貼付画面です。

ラベル貼付が不要の商品は上の行のように、ラベル貼付を出品者が行うかAmazonに依頼するかを選ぶ窓が「-」になっています。

納品プラン作成時にラベル貼付が必要か否かわかるので、間違える心配はありませんね。

混合在庫の注意点

混合在庫はとても便利なシステムですが、想定外のことが起きが場合は出品者のリスクになることが多そうです。

少し気になった注意点は下の通りです。

返送・破棄の場合

混合在庫として納品した商品は、返送や破棄の時も混合在庫として処理されます。

例えば商品の返送依頼をした際にも返送されてくる商品は他の出品者の納品したものである可能性があるということになります。

ラベル貼付商品との同梱の可否

「混合在庫として登録したラベルを貼っていない商品」は「出品者がラベルを貼った商品」と同梱で納品することが可能です。

しかし、「Amazonにラベルの貼付を依頼する商品」とは同梱することができません。

※「混合在庫として納品する商品」と「それ以外の商品」の同梱が可能かどうかをAmazonテクニカルサポートに確認したところ、上のような回答が得られました。

しかし担当者によって回答に多少の相違点があったりしたので、不安な場合はAmazonテクニカルサポートへお問い合わせください。

まとめ

今回のポイントは、

  • 混合在庫とは商品のラベルシールを貼らずにFBAに納品できる方法である。
  • 混合在庫のメリットは、ラベルシールを貼る手間が省ける・無料である・Amazonから迅速に購入者へ届けられる
  • 混合在庫のデメリットは、不良などがあった場合に自分の納品した商品では無くてもリスクを負うことになる。
  • 混合在庫の設定は、セラーセントラルから簡単に行うことができる。
  • 混合在庫の対象商品はFBA在庫管理から見分けられる。
  • 混合在庫の納品方法はラベルシールを貼らなくていいだけで他は通常と同じ。

混合在庫という方法は、とても便利な反面、デメリットもあります。

出品者の意見は、「デメリットが大きいので活用しない」という方と「とても便利なので活用している」という方に大きく分かれているようです。

しかし作業時間の短縮を考えると、大量に納品商品がある場合は便利な方法だと言えます。

参考にしていただけましたら幸いです。

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