Amazonには出品制限されている商品が多数存在します。
ほとんどの場合、出品制限は特定のメーカーの全商品が対象になっています。
Amazonの出品制限を解除するためには、
メーカー又は卸問屋からの請求書を提出する必要があります。
しかし、一般的なせどらーの場合、メーカー仕入れをしている人はまだまだ少なく、
メーカー又は卸問屋からの請求書を用意するのは難しいと思われます。
この記事では、誰でも用意できるビックカメラの請求書を利用して、
Amazonの出品制限を解除する方法を紹介します。
Amazon出品制限解除にはメーカーの請求書が必要
引用元:https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=22146
Amazonの出品制限を解除するためには、出品制限の解除申請をする必要があります。
出品制限の解除申請には、原則としてメーカー又は卸問屋からの請求書が必要になります。
しかし、裏技的な方法として、ビックカメラの請求書を提出することで、
Amazonの出品制限を解除することができます。
クリックするだけで出品制限解除できるブランドもある
また、一部のブランドは、Amazonセラーセントラルの
「出品許可を申請」のボタンを押しただけで出品制限を解除できます。
なので、Amazon出品制限解除の第一歩としては、
まず最初に「出品許可を申請」のボタンを押してみましょう。
例えば、「ドリテック」ブランドのこの商品の出品制限解除ボタンを押してみました。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/product-search/
この商品は、Amazonで新品の出品が制限されています。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.
「出品許可を申請」のボタンを押しただけで、
すぐにAmazonの出品制限が解除され、出品が可能になりました。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
「ドリテック」だけでなく、以下のブランドも、
「出品許可を申請」のボタンを押すだけで出品制限が解除できた例があるようです。
- Audio Technica
- ELPA
- ソースネクストのPCソフト類
Amazon出品制限解除したい商品をビックカメラで購入
引用元:https://www.biccamera.co.jp/bicgroup/index.html
Amazonで出品制限を解除したいブランドの商品をビックカメラで購入します。
ビックカメラで商品を購入する際には、
ポイントサイトの「ハピタス」などを系由することで、
ポイントの二重取りが可能なのでオススメです。
引用元:https://hapitas.jp/
出品制限を解除したいブランドの商品を10個以上購入
Amazonの出品制限を解除するためには、
出品制限を解除したいブランドの商品をビックカメラで10個以上購入、
過去180日以内に発行された請求書が必要になります。
ここでは、例として「Panasonic」の出品制限解除をしてみます。
「ビックカメラ.com」のサイトで、「Panasonic」のキーワードで検索してみます。
引用元:https://www.biccamera.com/bc/category/?q=panasonic&sold_out_tp2=1&sort=02#bcs_resultTxt
商品の価格はAmazonの出品制限解除に関係ありませんので、
できるだけ価格が安いPanasonicの商品を10点以上購入します。
もちろん、自分が欲しいPanasonicの商品を購入しても問題ありません。
10種類以上の商品を購入、又は同じ商品を10個以上購入しても大丈夫です。
例えばこんな低価格の商品でも大丈夫です。
引用元:https://www.biccamera.com/bc/item/2115835/
商品を購入する際にはいくつかの注意点があります。
その商品がAmazonで出品制限されている
ビックカメラで商品を購入する前に、
その商品がAmazonで出品制限されているか確認しましょう。
もし、その商品が出品制限を解除したい別のカテゴリーに属していた場合には、
出品制限の解除ができない可能性もあります。
個数セットで販売されていないか
ビックカメラで1個で販売されている商品でも、
Amazonでは10個セットなど、複数個セットで出品されている場合があります。
例えばこの商品はビックカメラでは1個単位で購入可能です。
引用元:https://www.biccamera.com/bc/item/5568124/
この商品はAmazonで出品制限されていますが、20個セットで出品されています。
この場合には、20個セットで10点購入しないと出品制限が解除されない可能性があります。
このような商品は購入対象から除外した方が無難です。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/product-search/search?q=WN3020SW&ref_=xx_catadd_dnav_xx
Amazon出品制限解除に必要な請求書を申請
引用元:https://qa.biccamera.com/helpdesk?category_id=133&site_domain=default
ビックカメラで商品の購入が完了したら、請求書の発行を依頼します。
ビックカメラの請求書申込フォームです。
フォームに入力する際の注意点を説明します。
引用元:https://qa.biccamera.com/helpdesk?category_id=133&site_domain=default
- Amazonに登録している自分の氏名を入力します。
- Amazonでの屋号と自分の氏名を入力します。
ビックカメラに請求書の発行を申込むと、
入力したメールアドレスに「請求書発行依頼完了」のメールが届きます。
ビックカメラから届いた請求書を写真撮影
ビックカメラに請求した請求書は、商品到着の数日後に届くようになっています。
請求書は3面が印刷された圧着はがきで届きます。
下の画像は圧着はがきのイメージです。
引用元:https://drm.ricoh.jp/lab/dm/d00008.html
ビックカメラから届いた請求書の、3面全てが見えるように写真を撮影します。
ポイントは以下の情報が全て確認できるように撮影することです。
- ビックカメラ.comの名前と住所
- 自分の名前、住所
- Amazon出品アカウントの屋号
今回例とした、「Panasonic」や「SONY」など、
ブランドの出品制限解除には商品画像は不要だと言われています。
しかし、「カテゴリー」の出品制限を解除申請する場合には、
商品画像が必要だと言われています。
画像を提出しても特に問題ないと思われますので、
請求書と一緒に商品画像を撮影しておいても良いと思います。
Amazonに出品制限解除の申請をする
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/product-search/search?q=WH4415P&ref_=xx_catadd_dnav_xx
ビックカメラの請求書と商品画像が用意できたら、
Amazonセラーセントラルから出品制限解除の申請をします。
Amazonセラーセントラルの上部にある「カタログ」メニューから、
「商品登録」を選択します。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/product-search/search?q=WH4415P&ref_=xx_catadd_dnav_xx
Amazonで出品制限を解除したい商品を検索します。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/product-search/search?q=WH4415P&ref_=xx_catadd_dnav_xx
商品が見つかったら、「出品許可を申請」をクリックします。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/product-search/search?q=WH4415P&ref_=xx_catadd_dnav_xx
出品許可申請の確認画面になります。
「出品許可を申請」をクリックします。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/approvalrequest/restrictions/approve?asin=B008IDMFEU&ref_=xx_catadd_dnav_xx
「ブランド名の出品申請」画面になります。
「商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上」にチェックを入れ、
その下にあるチェックボックスに全てチェックを入れます。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/approvalrequest/
ビックカメラの請求書と商品画像を添付し、メールアドレスを入力後、
最後に「送信」をクリックしてAmazonの出品制限解除申請は完了です。
「コメント」欄は入力不要です。
通常は30分〜1時間程度でAmazonから出品制限解除のメールが届きます。
場合によっては1ヶ月程度必要な例もあるようです。
Amazon出品制限を解除する際の注意点
引用元:https://www.ajs-solutions.com/pth/blog/10004.html
ここまで紹介した方法で、Amazonの出品制限は解除可能です。
しかし、全ての商品が100%出品制限が解除可能ではありませんので注意が必要です。
メーカーやブランドによっては、
今回紹介した方法でAmazonの出品制限が解除できない場合もあります。
また、「おもちゃ」のカテゴリーでは、玩具の卸売りサイト、
「カワダオンライン」の請求書を利用して出品制限が解除された例もあるようです。
一部ネット卸サイトの請求書は不可
「食品&飲料」カテゴリーの商品では、ネット卸サイトが多数存在します。
しかし、以下のネット卸サイトの請求書では、
Amazonの出品制限を解除できなかった例もあるようです。
- スーパーデリバリー
- NETSEA(ネッシー)
- 国分ネット卸
上記以外のネット卸サイトの請求書では、
Amazon出品制限が解除された例もあるようです。
「食品&飲料」カテゴリーの商品は、ビックカメラ.comでも購入可能なので、
あえて他のネット卸サイトを利用するメリットはあまりないと思われます。
Amazonのカテゴリー違いに注意
Amazonに出品されている商品の中には、
Amazon側のミスで、間違ったカテゴリーに出品されていることが原因で、
出品制限されてしまっている商品もあります。
そのような場合には、Amazonのテクニカルサポートに連絡して、
出品商品のカテゴリー違いを指摘することにより、
出品先が正しいカテゴリーに変更され、出品制限が解除される可能性もあります。
Amazonで出品カテゴリーの間違いにより出品制限されている場合には、
まずはAmazonのテクニカルサポートに連絡してみましょう。
Amazonで出品制限解除が確認されているブランド
引用元:https://startup-f.jp/company/1.html
ビックカメラの請求書を利用して、
Amazonで出品制限の解除に成功した例があるブランドを紹介します。
- Panasonic
- SONY
- CANON
- LEGO
- バッファロー
- TP-LINK
- 「食品、飲料」カテゴリー
- 「医療用品及び機器」カテゴリー
- 「充電器」カテゴリー
- 局所用外用剤
ここで紹介した以外のほとんどのブランドで、
ビックカメラの請求書でAmazonの出品制限が解除できる可能性はあります。
ぜひトライしてみて下さい。
まとめ
Amazonの出品制限を解除するためには、ビックカメラの請求書を利用する方法が簡単です。
ビックカメラ.comで、出品制限を解除したいブランドの商品を10点以上購入し、
請求書を申請します。
ビックカメラから届いた請求書の画像を添付して、
Amazonセラーセントラルの商品登録画面から出品許可を申請するだけなので簡単です。
ビックカメラは家電だけでなく、食品や日用品、おもちゃ、医療用品など、
多数のカテゴリーの商品を取り扱っていますので、
複数のカテゴリーの出品制限解除に役立ちます。
ビックカメラで購入する商品は1点100円以下の安い商品でも大丈夫な上、
日本全国、送料も無料なので、手軽に購入することができます。
Amazonの出品制限を解除できれば、仕入れ可能な商品の幅が広がり、
売上アップにも繋がります。
この記事を参考に、
読者の皆さんもAmazon出品制限の解除に挑戦してみてはいかがでしょうか。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも困った際に見させて頂いています。
現在「医療用品及び機器」のカテゴリーで出品申請をしようと
しているのですが、記事を参考にビックカメラのオンラインにて
同じカテゴリーの商品を探してもなかなか見つかりません。
やっとAmazonのサイトで同じカテゴリーの商品を見つけても
ビックカメラでは販売していない、などもありました。
どのような商品を買われて申請を通されたのか、ご教示頂くことは
出来ますでしょうか?
よろしくお願いします。
こんばんは^^
医療機器は販売するのに国から許認可が必要なカテゴリになりますので、一般人の僕たちからは出品申請することは出来ないですね。。