2017年の春ごろより、Amazonで新規アカウントを作成する際に、
- 国民IDの証明書類1件
- 銀行口座明細1部
の提出を求められるようになりました。
アメリカなどでは個人にID番号が振られているそうですが、日本では何とも馴染みのない名称です。
さらに銀行口座明細と一言で言われても何のことか非常にわかりにくいですね。
アカウント作成の際にはここでつまずく方が多いようです。
今回は「国民ID」と「銀行口座明細」とは何を提出すれば良いのかについて解説します。
Amazonで国民IDや銀行取引明細が必要になった理由
国民IDや銀行取引明細が求められるのはアカウントの持ち主が誰なのか明確にするためです。これらの提出が必要になった背景あるのが、2017年春に多発した、「Amazonアカウント乗っ取り事件」。
日本では銀行口座一つ作るにも免許証などの身分証明が必要ですが、中国などではまだまだそこまで厳しくはなく、一人でいくつもの口座が作れてしまいます。
Amazonでは個人認証がどんどん厳しくなっていく傾向にあり、2017年春以降は国民IDや銀行取引明細を必要とするように改正されたのです。
国民IDとは
国民IDとは日本ではマイナンバーのことを指しています。マイナンバーカードでも、マイナンバー通知書でもOKです。
しかしマイナンバーは発行していない人も多いですし、発行には1ヶ月程度かかってしまいます。
その場合は免許証の表・裏をコピーして提出すればOKです。
銀行取引明細とは
銀行取引明細は、通帳の1ヶ月分をコピーまたは写真に撮るか、ネット銀行の場合はWEB明細の1ヶ月分をスクリーンショットに撮ればOKです。
銀行取引明細書に個人名や住所の記載が必要との情報もありますが、実際は1ヶ月分の取引がわかれば通ります。
ただし、アカウントを作成するために新規に作った口座では取引がありませんね。1か月間に全く取引の無い口座では通らないようですので、すでに取引のある口座を使用するようにしてください。
まとめ
Amazonで新規アカウント作成時に提出を求められるようになった「国民ID」と「銀行取引明細書」には何を提出すればよいかについてお話しました。
今回の要点は、
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ということになります。
複数アカウントを取得してAmazonで転売している方も多いと思います。
今後はますます複数アカウントの取得が厳しくなってきそうですね。現在持っているアカウントはくれぐれも大切にしましょう。
また、複数アカウントを取得したい場合は家族などの名前を借りて行うのが良いですね。
Amazonは担当者によって対応が違うことが良くあります。
今回解説した国民IDと銀行取引明細の件も、万一これで通らない場合はAmazonテクニカルサポートへ問い合わせてみてください。
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