Amazon刈り取りでは、相場より値下がりしている商品を仕入れます。
Amazonの「売れ筋ランキング」で上位になっているのに、
値下がりしている商品などが刈り取りの対象となります。
また、過去に値下がりした商品などは、
Keepaの「トラッキング機能」に商品を登録することで、
指定した価格まで値下がりした時に通知が来て刈り取ることができます。
この記事では、
Amazonの売れ筋ランキングやKeepaを利用したAmazon刈り取りのリサーチ方法、
狙い目商品の探し方、おすすめの刈り取りツールについて詳しく紹介します。
Amazon刈り取りとは
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Amazon刈り取りは、Amazonで相場より安い価格で出品されている商品を仕入れて、
Amazonで再出品して稼ぐ手法です。
Amazonでは、主に以下の商品が刈り取り対象となります。
- 相場を無視して安い価格で出品している
- 出品価格が1桁間違っている
- 出品者数が多く、価格競争で値下がりしている
- Amazon本体の在庫が多く、売れ行きも悪いため値下がりしている
- Amazonランキング上位なのに値下がりしている
Amazon刈り取りのカテゴリーに制限はありませんが、
Amazonの販売手数料が8%~10%の安いカテゴリーが狙い目となります。
- 家電
- おもちゃ&ホビー
- 腕時計
- エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)
- (エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品
- パソコン・周辺機器
- スポーツ&アウトドア
- カー&バイク用品
Amazon刈り取りのリサーチ方法
引用元:https://innova-jp.com/4-tips-for-using-online-research/
Amazon刈り取りのリサーチ方法には、主に以下の方法があります。
それぞれのリサーチ方法について説明します。
- Amazonタイムセールをリサーチする
- Amazonのクーポンをリサーチする
- Amazonのビッグセールをリサーチする
- Keepaで値下がりした商品をリサーチする
- 廃盤商品をリサーチする
- Amazonの売れ筋ランキングをリサーチする
Amazonのタイムセールをリサーチして刈り取る
Amazonでは「タイムセール」が開催されています。
「タイムセール」では、通常価格の半額になる商品もあり、
そのような商品を仕入れて通常価格で再出品するだけで利益を出すことができます。
Amazonの「タイムセール」対象商品は、
Amazonトップページ上部にある「タイムセール」から確認することができます。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
「タイムセール」でカテゴリーを絞り込み、
「数量限定タイムセール」や高価格の商品を指定して表示することで、
利益商品を見つけやすくなります。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Amazonタイムセールで刈り取る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
Amazonのクーポンをリサーチして刈り取る
Amazonには、「クーポン」があります。
Amazonの「クーポン」対象商品は、「タイムセール」トップページの上部にある、
「クーポン」から確認することができます。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Amazonの「クーポン」には、
「表示価格から500円引き」や「10%割引」など、複数の種類があります。
商品によっては、5,000円以上割引になったり、半額になるクーポンもあり、
そのような商品はAmazon刈り取りでも狙い目となります。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
カテゴリーを絞り込んだり、
クーポンの表示を「割引率が高い」順に並べ替えることにより、
刈り取り対象となる商品が見つけやすくなります。
Amazonのクーポンを利用して刈り取る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
Amazonのビッグセールをリサーチして刈り取る
Amazonには通常の「タイムセール」とは別に、
年に3回開催されるビッグセールがあります。
- Amazonプライムデー
- ブラックフライデー
- サイバーマンデー
それぞれのセールでは、「数量限定タイムセール」や、
購入者のレビューが高い商品を割引する「特選タイムセール」などがあります。
それぞれのセール内容を説明します。
Amazonプライムデー
引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/03/news080.html
「Amazonプライムデー」は例年7月中旬に開催される、
Amazon Prime会員限定のAmazon最大のビッグセールです。
2020年は10月13日〜10月14日に開催されました。
Amazonプライムデーは、通常の「タイムセール」と比較して、
割引率の高い商品が多く、利益商品を見つけやすい点が特徴となります。
例として、通常5万円の商品が1万円で購入できるなど、
とにかく割引率が高くなっています。
Amazonプライムデーは割引率が高い商品が多いため、
安い商品を見つけたら、カテゴリーを問わずリサーチするようにしましょう。
Amazonプライムデーでは刈り取り商品も見つけやすいですが、
ライバルせどらーだけでなく、一般のユーザーの購入も多いため、
競争が激しい点がデメリットと言えるでしょう。
Amazonブラックフライデー
引用元:https://www.dream-seed.com/weblog/amazon-japan-black-friday-sale/
Amazonの「ブラックフライデー」は昨年から開催されたビッグセールです。
上の画像は2019年に開催されたブラックフライデーのものです。
2019年は11月22日〜11月24日に開催されました。
Amazonの「ブラックフライデー」は、
通常11月の第4金曜日から2日間程度開催されます。
2020年の「ブラックフライデー」開催予定は11月27日〜29日と予想されています。
Amazonの「ブラックフライデー」は、Amazonプライムデーよりは割引率は低いですが、
通常のAmazon「タイムセール」と比較すると割引率が高く、
刈り取りできる利益商品が見つけやすくなっています。
Amazonサイバーマンデー
引用元:https://inno-fishing.com/fishing-category/other-information/amazon-cyber-monday/
Amazonの「サイバーマンデー」は、
毎年12月の第一又は第二金曜日から3日間程開催されているビッグセールです。
2019年は12月6日〜12月9日まで開催されました。
2020年のサイバーマンデー開催時期は12月11日〜12月14日と予想されています。
「Amazonプライムデー」がAmazon Prime会員限定のセールなのに対して、
「Amazonサイバーマンデー」はAmazon一般会員も購入可能な点が特徴です。
KeepaでAmazon刈り取り商品をリサーチする
引用元:https://keepa.com/#!
Amazon刈り取りのリサーチでは、
価格やランキング、出品者数の推移を知ることが重要になります。
Keepa有料版を利用すれば、これらのデータをチェックすることができます。
Keepa有料版の登録方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
また、Keepaの「トラッキング機能」にたくさんの商品を登録することで、
安定して稼ぐことができるようになります。
Keepaの「トラッキング機能」の使い方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
Keepaで値下がりした商品をリサーチする
Keepaには、価格やランキングの推移だけでなく、
値下がりした商品を検索する機能があります。
Keepaで値下がりした商品をリサーチするための設定方法を説明します。
Keepaの上部にあるメニューから、「商品」を選択します。
引用元:https://keepa.com/
Keepaの「商品」ページ左側にある設定項目の「取引タイプを選択」で「新品」、
「Limit Drop Interval」で「1ヶ月」を選択します。
引用元:https://keepa.com/
「値下がり率」と「価格の範囲」を設定します。
「値下がり率」は最低でも10%以上に設定した方が良いでしょう。
上限は50%から60%程度をおすすめします。
「価格の範囲」は、安すぎる商品だと利益が出にくいため、
最低価格はある程度高め、できれば8,000円以上に設定することをおすすめします。
上限は3万円〜5万円程度が良いでしょう、
引用元:https://keepa.com/
「フィルタ」の項目では、「アダルト商品を除外」にチェックを入れます。
「ソート」は「売れ筋ランキング」にチェックを入れます。
引用元:https://keepa.com/
Keepaの設定が完了すると下のような表示になります。
引用元:https://keepa.com/
Amazonのカテゴリーを指定して検索
ここから、表示するカテゴリーを指定してリサーチしていきます。
ここでは、「家電&カメラ」のカテゴリーでリサーチしてみます。
引用元:https://keepa.com/
商品が「売れ筋ランキング順」に表示されるので、順番に見ていきます。
こんな商品を見つけました。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
下の画像では、Keepaのグラフの表示期間を3ヶ月で表示しています。
オレンジの線はAmazon本体の出品価格、緑の線はランキングの推移を表しています。
この商品では、グラフの赤丸の部分でAmazon本体が値下がりした後、
Amazon本体が在庫切れになっていることが分かります。
引用元:https://keepa.com/
Amazon本体が在庫切れになる直前には、それまでより更に値下げされる可能性が高いです。
その後、Amazon本体の在庫が復活した場合には高値に戻る傾向があります。
この商品でも、Amazon本体の在庫が復活した後は高値に戻っていることが分かります。
このような商品をKeepaの「トラッキング機能」に登録して、
12,000円以下まで値下がりした時に刈り取りすれば、
15,000円付近の高値で販売することが可能です。
値下がりしたブランドは派生してリサーチする
前の項では、ソニーのワイヤレスヘッドホンをリサーチしましたが、
1つの商品が値下がりしている場合、
同じブランドの違う商品も値下がりしている可能性が高いです。
そのため、値下がりしている商品を見つけたら、
同じブランドの他の商品も派生してリサーチするようにしましょう。
リサーチの対象はヘッドホンに限らず、違うカテゴリーの商品もリサーチしてみましょう。
下の画像はソニーの別なヘッドホンのグラフですが、
Amazon本体が在庫切れになる直前に値下がりして、
在庫復活後は高値に戻っていることがわかります。
引用元:https://keepa.com/
こちらもソニーのヘッドホンですが、上の商品と同様に、
Amazon本体が在庫切れになる直前に値下がりして、
在庫復活後は高値に戻っていることが分かります。
引用元:https://keepa.com/
リサーチした商品は、Keepaの「トラッキング機能」に登録していきましょう。
Keepaの「トラッキング機能」に登録した商品数が増えるほど、
Amazon刈り取りで安定して稼げるようになります。
廃盤商品をリサーチする
引用元:https://www.eat-and.jp/foods/products/closed/
Amazonでプレ値になっている商品には、メーカーで廃盤になっている商品が多数あります。
比較的最近廃盤になった商品は、Amazon本体の在庫が復活する可能性があります。
廃盤商品はメーカーサイトで確認することができます。
例えば、Googleで「ソニー イヤホン 生産完了」のキーワードで検索してみます。
このようにソニーのイヤホンで廃盤商品が見つかりました。
引用元:https://www.sony.jp/headphone/lineup/past.html
見つかった廃盤商品を順番にリサーチしてみましょう。
ポイントは廃盤した時期からあまり時間が経過していない商品を狙うことです。
例として、以下のヘッドホンの価格は現在約8,500円とプレ値になっています。
引用元:https://keepa.com/#!product/5-B07DFWNDQX
この商品は過去にAmazon本体は5,000円以下で販売していたことが分かります。
引用元:https://keepa.com/#!product/5-B07DFWNDQX
このような商品は、廃盤から日にちが浅い場合には、
Amazon本体の在庫が復活して安値で仕入れられる可能性がありますので、
Keepaのトラッキング機能に登録するようにしましょう。
Amazon売れ筋ランキングの商品をリサーチする
引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/electronics/ref=zg_bs_nav_0
Amazonが値下げする場合には以下のパターンがあります。
- Amazon本体が在庫を最終処分する場合
- 在庫数が多く、売れ行きが悪い場合
価格が値下がりして、尚かつ売れている商品ならば、
ランキング上位でも刈り取れる商品の可能性が高いです。
そのため、Amazonの「売れ筋ランキング」から商品をリサーチすることが可能です。
売れ筋ランキングをサブカテゴリまで絞り込んでリサーチ
Amazon売れ筋ランキングから刈り取り商品をリサーチする場合には、
リサーチするカテゴリをサブカテゴリまで絞り込んで行う必要があります。
また、価格が安すぎる商品は利益を出しにくいため、
リサーチの対象はある程度高額な商品を狙うようにしましょう。
ここでは、例として「おもちゃ」のカテゴリーから、
「ブロック」の売れ筋ランキングをリサーチしてみました。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
リサーチしていると、こちらの商品を見つけました。
引用元:https://keepa.com/#!product/5-B07ND6CJNR
現在の価格は約9,700円ですが、過去には8,000円以下、
最安値の時期には、Amazon本体の在庫切れ直前に、
約6,800円まで値下がりしていることが分かります。
引用元:https://keepa.com/#!product/5-B07ND6CJNR
Amazonの商品ページで、在庫数を見てみると注文個数が5個までに制限されていました。
Amazon本体は、在庫数が少なくなってくると注文個数を制限する場合が多いです。
このような商品は、Amazonの「ほしい物リスト」とKeepaに登録しておきましょう。
また、リサーチした時点で底値だと思われる場合には刈り取り可能です。
Amazon本体が在庫切れ、値上がりしたタイミングで再出品することができます。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
個数制限のない商品の在庫を調べる場合には、商品をカートに入れた後、
購入数を「999」と入力すると調べることができます。
Amazon刈り取りのリサーチでおすすめの拡張機能
Amazon刈り取りのリサーチでは、拡張機能の利用が必須とも言えます。
これまで紹介したKeepa以外におすすめの拡張機能を紹介します。
SearchBar
引用元:https://chrome.google.com/webstore/detail/searchbar/fjefgkhmchopegjeicnblodnidbammed?hl=ja
SearchBarは、商品ページのテキストをドラッグすると、
あらかじめ登録したサイトをワンクリックで表示できる拡張機能です。
下の画像では、SearchBarの表示サイトとして、「ヤフーショッピング」、
「Amazon」、「メルカリ」を登録しています。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Amazon刈り取りは、Amazonから仕入れるのが基本ですが、
リサーチした際に、他のサイトで安値で販売されている場合もあります。
その場合には、仕入れ先をAmazonだけに限定せず、
他のサイトから仕入れる方法もあります。
SearchBarを利用してリサーチに一手間掛けることで、
Amazon以外の仕入れ先が見つかり、思わぬ利益を生む可能性もあります。
SearchBarの使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
Amazon刈り取りには主に以下のリサーチ方法があります。
- Amazonタイムセールをリサーチする
- Amazonのクーポン対象商品をリサーチする
- Amazonのビッグセールをリサーチする
- Keepaで値下がりした商品からリサーチする
- Amazon売れ筋ランキングからリサーチする
Amazon刈り取りでは、一度刈り取った商品はリピート仕入れの対象となります。
Keepaに登録している商品が増えるほど、安定して稼げるだけでなく、
将来の自身の資産にもなります。
この記事がAmazon刈り取りのリサーチに役立てば幸いです。
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