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せどり確定申告完全ガイド後編 必要書類の作成と提出

前回の記事で1月1日から12月までに必要な準備を解説しました。

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今回は12月に入ってからの準備です。

 

目次

直前から当日まで

12月も終わりが見えてきたころ、事業主は慌ただしくなります。

というのも確定申告は1月1日から12月31日までの事業の収支を計算して報告するからです。

つまり決算(のようなもの)に向けてやることが多くなります。

 

4.必要書類を集める

せどらーの方は12月31日になったらまずは棚卸をしましょう。

せどりで仕入れた商品は「資産」として確定申告時に計上しないといけません。

 

いくらで仕入れた商品がどれくらい残っているかしっかりと数えて把握します。

FBAを利用しているとパソコン上で在庫量をすべて見られるので簡単ですが、自宅保管の場合は一つ一つ数える必要があります。

棚卸を無事終えて、新年を迎えたらいよいよ確定申告に向けた書類の準備です。

 

まずは確定申告の際に必要となる書類集めです。

焦る必要はありません。

確定申告が始まるのは2月中旬ですので、1カ月以上猶予はあります。

 

もちろんのんびり構えていてもいけません。

時間ができたらできるだけ早めに集めはじめましょう。

 

職種によって、地域によって必要となる書類も変わってきますがせどらーは基本的に以下の書類があれば大丈夫です。

チェックリストにしておきますので是非活用してください。

 

□レシートや領収書

□クレジットカード明細

□銀行通帳、もしくは明細の写し

□源泉徴収票(会社員の場合)

□免許証とマイナンバーカードのコピー

□各種控除の証明書

□確定申告書申請書類一式

 

□レシートや領収書

1年間集めたレシートや領収書も準備しておきます。

ただし提出する必要はないので、ちゃんとあるかどうかの確認だけで大丈夫です。

 

レシート類は5年間~7年間保存義務がありますので、大事にとっておきましょう。

 

 

□クレジットカード明細

仕入れに使ったクレジットカードの取引明細も印刷しておきます。

これも提出はしませんのでレシート類と一緒に保管します。

 

 

□銀行通帳(事業の取引がわかるもの)

1年間の取引がわかる銀行通用を準備します。

もし通帳が無い場合は取引明細を印刷しておきましょう。

提出の必要はありません。

 

 

□源泉徴収票(会社員の場合)

会社員の副業でせどりをやっている方は年末調整後に会社からもらえる源泉徴収票が必要です。

会社からもらうだけなので特に難しくはありません。

なくさないようにしましょう。

 

これは確定申告書に貼り付ける書類です

 

 

□免許証とマイナンバーカードのコピー

確定申告書に貼り付けます。

マイナンバーカードを持っていない場合は通知カードのコピーで代用できます。

 

 

□各種控除の証明書

控除を受けるための証明書類です。

  • 社会保険料
  • 生命保険料
  • 寄付金控除
  • 医療費控除

など控除を受けられる書類はすべて手元に用意しましょう。

 

 

□確定申告書申請書類一式

最後は確定申告の内容を記入して実際に税務署に提出する書類です。

 

この書類ですが、「開業届」と「青色申告承認申請書」を出した人は「確定申告書B」「青色申告決算書」の2つが必要です。

 

この書類は確定申告会場へ直接貰いに行くか、国税庁のHPからダウンロードできますが、会計ソフトを使っている人は取得が不要です。

 

 

5.書類を作成する

では確定申告書と青色申告決算書を作っていきましょう。

 

ただし、作るといっても会計ソフト上で簡単に作成できます。

 

本来、ここで書類に収支を記入するために利益を計算したり、経費を計算したりして数字を出さないといけません。

ですが会計ソフトで毎日帳簿付けしていた人はもうソフトのほうで計算が済んでいます。

後は住所氏名といった情報をいくつか入力して印刷するだけです。

 

これはMFクラウドですが、ほかの会計ソフトでも同様の機能があります。

このような画面で必要事項を記入すると

このように確定申告書Bと青色申告書が簡単に作成できます。

 

一応確定申告書と青色申告決算書についても解説しておきますね。

知らなくても確定申告はできますので、飛ばして次に行っても構いません。

 

・確定申告書B

確定申告書はAとBがありますが、これは特に迷わずにBを選択してください。

 

簡単に説明すると確定申告書Aは簡易的な書類です。

会社員の小規模な副業やパート、アルバイト、年金で暮らしている方が使う申告書です。

 

対して確定申告書BはAに比べて細かく複雑な記入ができる申告書です。

事業主はBを使用します。

 

もし副業せどらーで迷った場合もとりあえず申告書Bを使用しましょう。

 

本来申告書Aで申告できる人が申告書Bを使用するのは問題ありません。

ですが逆はダメです。

 

つまりどんな人でも申告書Bを使用しておけば間違いないのです。

 

 

・青色申告決算書

青色決算申告書は4枚セットになった書類で、1~3枚目は損益計算書4枚目は賃借対処表と呼ばれる書類になっています。

これも今の時点では意味が分からなくても大丈夫です。
(ただし事業の内容を把握するためにできれば理解しておいてほしい書類です)

 

1年間の事業の収支や費用の状態を表す書類で、複式簿記を用いて記入します。

名前の通り、青色申告をしない方は不要です。

 

 

6.申告会場に行き確定申告する

必要な書類を集めたら

  • 印鑑
  • マイナンバーカード
  • 免許証

をもって確定申告場所に向かいましょう。

 

通常は税務署なのですが、確定申告時期は非常に混雑するために別会場(大きなホールや施設、コンサート会場など)で受け付けている地域もあります。

 

記入などは会計ソフトから印刷した書類で終わっているはずなので、あとは確定申告書に控除書類などを貼りつけて提出しましょう。

分からないことがあればスタッフに確認すれば細かく教えてもらえます。

 

とはいえ、会計ソフトで書類がしっかり作られていれば後はそれほど苦労しないでしょう。

 

少しでも簡単に有利に申告するために

確定申告は以上で終了ですが、ここでは確定申告を楽に、有利に進めるためのテクニックをご紹介します。

 

会計ソフトを使う

この記事でも何度も言っていますが、どりに会計ソフトは必須です。

 

せどりはただでさえたくさんの商品を仕入れて売って、経費を計算して、とお金に関するINとOUTが激しいビジネスです。

それらの動きを簡単に入力でき、かつ間違いの起きない会計ソフトを使うことで簡単に簿記が行えます。

 

また、自分で確定申告をやる場合、会計ソフトを使わないで簿記を行うのはほぼ不可能です。

できたとして膨大な時間と労力がかかります。

もしプロに依頼するとなれば10万前後の費用が掛かります。

 

このように会計ソフトを使わない理由はありません。

確かに月々のランニングコストが数百円~かかりますが、簡単に元は取れます。

 

e-taxを利用する

e-taxは自宅のパソコンから確定申告ができるシステムです。

このシステムを利用すれば同じく確定申告する人でごった返す税務署や確定申告会場に行かなくても自宅でのんびりと確定申告を済ます事ができます。

 

マイナンバーカードやICカードリーダーといった備品が必要というデメリットはありますが、もしやり方を覚えてしまえば確定申告会場にわざわざ出向いて申告する必要はなくなりますね。

 

やり方はまた別の記事で解説したいと思いますが、今回はとりあえずこんなシステムもある、と覚えておいてください。

 

節税する

確定申告は自分の納税額を計算して申告します。

 

このとき思うのは、税金額のことでしょう。

誰だって税金は1円でも少なくしたいですよね。

 

 

税金は

【売上‐原価‐経費=利益】

で計算し、算出された利益に対して税金がかかってきます。

 

つまり税金を安くするには

  • 売上を抑える
  • 原価を上げる
  • 控除を増やす
  • 経費の割合を増やす

この3つしかないわけです。

ですが売り上げを抑えたり原価を上げたら何の意味もないですよね。

税金が安くなり代わりに生活ができなくなります。

 

というわけで税金をできる限り抑えるには「控除を増やす」「経費の割合を増やす」しかないわけです。

もちろん架空の経費を増やしてはいけません。

それは脱税になります。

 

しかし受けられる控除をきちんと受ける、計上できる経費をきちんと計上する「節税」は罪になりません。

これはれっきとした確定申告における税金を減らすテクニックです。

 

ある程度事業や経理に慣れて来たら常にこの控除や節税を意識しましょう。

やり方次第で年間何万円も変わってきます。

 

正しい節税の方法は下記の記事で詳しく解説しています。

 

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税理士に依頼する

事業の規模がある程度になってきたら、会計ソフトの入力含め経理を全てプロに丸投げしてしまうという方法があります。

税理士との契約です。

 

税理士と契約すると

  • 簿記・帳簿付けを丸投げ
  • 節税アドバイス
  • 確定申告書類作成
  • 税務署対応

といった業務を全て請け負ってくれます。

つまり経理や確定申告に関する面倒な業務を全て任せてしまえるのです。

 

他にもに節税を完璧に行ってくれるという点もありがたいですね。

税理士は節税や控除のプロですから、自分では知らなかったような節税テクニックをアドバイスしてもらえます。

税理士と契約したら後はレシートや領収書を送ったり、出来上がった書類を持って申告会場に出してくるだけ。

ほぼ何もしなくて大丈夫です。

 

費用は年間20~40万円かかりますが、それ以上にメリットが多いです。

 

ある程度の規模が見込めるようになって来たら税理士と契約してより業務に集中できるようにしてしまうのも一つの手です。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

確定申告は事業主にとって1年に1度の大イベントです。

1年間の事業の総決算と言えるでしょう。

 

普段からしっかりと帳簿付けして、必要書類を補完し、正しく、スムーズに申告したいものですね。

 

確定申告は確かに難しく複雑で面倒なものですが、会計ソフトを使用すればその労力を最小限にすることができます。

特に確定申告用書類の作成は10分もせずに作成できてしまうので、本当に便利です。
これから確定申告を行おうという事業主の方は是非利用してみてください。

 

一度確定申告をしてしまえば、次回はよりスムーズに行えるはずです。

この記事を参考に是非怖がらずに確定申告にチャレンジしてみてください。

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